2018-01-01から1年間の記事一覧

【トンデモ】小川壺太郎『エバ国家の運命』

「安倍晋三は、今や、日本の国力そのものである」(p.3)。「日本の霊性の根源世界に於ける表の伊勢、裏の出雲」…「いわば、神々の世界の霊的な改まりと軌を一に、安倍の『日本を、取り戻す』戦いは開始された」(pp.10-11)。エバ国家日本を、とりもろす。「こ…

【トンデモ】GHQ陰謀論

「少子高齢化のような、現代の日本社会が直面している問題をGHQが主導した戦後改革に起因するものと考える右派の論調は、しばしば『GHQ陰謀論』とでも言うべきかたちをとり」(p.38)、「右派の論者の中でも代表的なGHQ陰謀論者は高橋史朗氏」(p.39)…。あっ…(…

【トンデモ】山本七平しぐさ

「知識人」(鮮明な雑誌『知識』に登場する人)の山本七平氏は「中曽根氏が推し進めている『教育改革』のブレーン(相談役)の一人である」(p.287)。「このような人(ちかごろ似たような人がほかにも大勢マスコミを賑わしている)が気のきいた『知識人』として歓迎…

【トンデモ】正寿しぐさ②

『原理講論』で「全編を通じて強調されていることは、文鮮明こそが“現代の救世主”であることを巧みに暗示していることと、徹底した反共思想=勝共主義で貫かれている点」(佐藤 p.176)である。そして、「教科書『偏向』攻撃キャンペーンでも、勝共連合は“仕掛…

【トンデモ】ケント・ギルバート『いよいよ歴史戦のカラクリを発信する日本人』

「戦後、GHQ(連合国軍総司令部)がWGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)を通じて、日本人に『自虐史観』と『東京裁判史観』を効率よく刷り込んだ」(p.2)とか「戦後の思想状況を一言で表すと、『GHQが残した負の遺産を左翼が徹底的に利用して…

【トンデモ】阿部正寿『新堕落性の構造』

「マスコミは私たちの日常生活に欠かすことのできない情報源ではありますが、同時に副作用も多く、問題があります。その副作用とは、誤った偏向報道のことです」(p.189)。「特にテレビの朝のワイドショーなるものは、国民総白痴化に拍車をかける愚劣極まる番…

【トンデモ】一線を画…隠さない壺橋偽史朗

2018年3月25日、エバ国家日本会議の壺橋偽史朗氏は、家庭連合(旧統一協会)系の「アジアと日本の平和と安全を守る山梨県フォーラム」などが主催する講演会でウォー・ギルト・ビデオセンター・メッコールの洗脳の話をしちゃった。かつては「筆者はいずれの誘い…

【書評のようなもの】西田公昭『「信じるこころ」の科学』

「A教団はキリスト教の一派と名乗る新興宗教であり、『真の父』と呼んで教祖を絶対的に崇拝してい」(p.98)る。勧誘の際、「彼らは最初にはとても親切でやさしい人を装い」(p.99)、断りにくい状況をつくる。「入信過程の入り口である『ビデオセンター』と称す…

【トンデモ】高橋偽史朗『検証・戦後教育』

「麻原教祖をはじめオウム信者のほとんどは40代以下の戦後世代であり、オウムの日本人同胞に対する無差別テロは、戦後世代が戦後民主主義(教育)の脆さを逆手にとって利用した事件であったといえる」(p.297)。えっ。「『人権・自由・平和・民主主義』を振りか…

【トンデモ】勝共しぐさ

「勝共連合はこれまでにも、《治安維持法は正しかった》《大東亜戦争の継承を》(『思想新聞』77年1月10日付)といった常軌を逸した主張をおこなってきた」(茶本 p.32)。あっ…(察し)。 福田信之氏が「1984年に文鮮明師にお会いしたとき、なぜICUS(科学の統一に…

【トンデモ】手かざししぐさ②

日本会議事務総長・椛島有三氏によると「お代理様の御言葉の中に示された『天壌無窮の男系の流れ』が絶たれるか否かの時であり」…「日本会議と致しまして皇室典範問題の重要性を鑑み、その解決に向けて全力を尽くす所存でございます。また、教育基本法改正に…

【トンデモ】2分の1史朗(これ半分史朗だろ)

「実は!テレビはゲームや携帯を凌ぐ一番強力な脳毒なんです!!!」(p.6)。な、なんだってー! GHQは「日本を占領中に二度と米国に刃向かえないよう弱体化」…「3S政策」(p.8)…「3S政策は別名 日本人獣化・日本人白痴化政策」(p.13)…「かつて日本人は高い精…

【書評のようなもの】倉橋耕平『歴史修正主義とサブカルチャー』

倉橋耕平氏は、『歴史修正主義とサブカルチャー』で1990年代の保守言説(デムパ)を「アマチュアリズム」と「参加型文化」という視点から論じている。以下、引用しぐさ。 「歴史修正主義の主張は学問のフィールドでは共感も評価も得ていない」…「歴史修正主義…

【トンデモ】ムーニズム(カタツムリズム)

1982年12月29日、「1通の『要望書』が、就任早々の中曽根首相に提出された」(茶本 p.9)。その「『要望書』を提出したのは、『日本を守る会』である」(同上 p.10)。「『日本を守る会』に結集しているのは宗教界右派を中心としたタカ派イデオローグたち」(同上…

【トンデモ】阿部正寿『ペンタビレス 美しくて強い国に』(エマヌエル阿部有國)

「『文明の衝突』では、世界に八つの文明があるが、日本は、日本だけに通用する孤立した文明を持っている」(p.13)。「世界に八つの文明」とは、世界日報の八木秀次の文が鮮明であり、『文鮮明の衝突』が起きているということである。「今日の日本を見ると、…

【トンデモ】正寿しぐさ

鮮明な「自主憲法制定国民会議」の「参加団体は、仏所護念会、生長の家政治連盟、国際勝共連合、日本郷友連盟、日本栄養士会など」(朝日新聞社会部 p.11)…。統一された「日本を守る国民会議」の発起人の名簿には「福田信之」…「松下正寿」(同上 p.126)…。あ…

【トンデモ】辻本公俊『2012 人類の終焉 太陽からの啓示』(高橋らの集団)

「アメリカは、GHQとして日本に乗り込み、合法的、合理的な方法を使って、日本を滅ぼそうとしたのである。これが第二次世界大戦後、GHQによって取られた『人間獣化計画』の図式である」(p.126)…。ゴールデンステート・イオンド・「アインシュタイン博士は」……

【トンデモ】エマヌエル阿部有國『日本「精神」の力』(壺三しぐさ)

保守政権の「中心人物は安倍晋三氏でなければならないと決めてきた。これは単に相応しい人物というより、天の摂理から見て安倍晋三氏であるべきだと感じたからである」(p.3)。壺三しぐさ。「日本が衰退してゆく最大の原因が天=神をないがしろにしてきたこと…