2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧
「1973年の石油ショックのあとにきたインフレで、戦後の四半世紀、知性と責任感で知られていた中規模の出版社が苦しくなる。きわもの的な本を出す小出版社が市場に進出」…「自称『研究家』『評論家』の書いた煽情的な書物が、そのようなものを専門にだす出版…
いかがわしい鮮明なビデオ・高橋史朗氏は、宮崎勤事件について「26歳の男性が自室でいかがわしいビデオの世界に浸り切っている異常さを放任し、それを見逃していた家庭の精神的絆の崩壊があったのである」(高橋 p.21)と述べている。「宮崎の自宅には約6500本…
小田村四郎氏は、中曽根首相の“戦争の指導者と戦死した将兵は違う”発言は「占領軍が『敵』をすり変えるために実施したウォー・ギルト・インフォーメーション・プログラムの意図を忠実に反映したものであり」「東京裁判そのものの思考法である」(小田村 1986 …
「中曽根康弘氏は、『なれそで中曽根(首相になれそうでなれない)』といわれてきた」…「『憲法改正の歌』をつくったり、衆議院本会議で全文削除されるような演説を行うなど、特異な行動が、財界に眉をひそめさせる一因ともなっていた」(原・川辺 p.102)。1982…