【トンデモ】小田村四郎の洗脳しぐさ

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 小田村四郎氏は、中曽根首相の“戦争の指導者と戦死した将兵は違う”発言は「占領軍が『敵』をすり変えるために実施したウォー・ギルト・インフォーメーション・プログラムの意図を忠実に反映したものであり」「東京裁判そのものの思考法である」(小田村 1986 p.21)とデムパを飛ばしていた。この頃は、「『罪』の意識を日本国民に植ゑつけた(ウォー・ギルト・インフォーメーション・プログラム)。この宣伝を」(小田村 1987 p.12)云々と述べており、「WGIP=宣伝」としていたが、「占領政策によつて解体、洗脳」(同上 p.20)という高橋史朗氏(太田龍氏)のような妄想もしちゃってた。
 なお、鈴木博雄氏は「国家、民族、国防、道徳、献身などという単語は、今では若い世代の間で死語に等しいものになってしまった」「ここまで日本の思想状況を追い込んだことは、占領軍の『日本人洗脳』の目的が一応達成したことを意味する。しかし、アメリカの日本占領政策は」「結果的には反米左翼勢力を育成したのであるから、その意味では明らかな失敗であったと評価することが出来る」(鈴木 p.55)と述べていた…。失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した…。

 

引用文献
小田村四郎(1986)「歴史を冒涜する中曽根発言」『祖国と青年』1986年9月号 日本協議会
小田村四郎(1987)「“A級犯戦”の死刑は『戦死』と異らない 国家を解体する東京裁判史観を克服せよ」『祖国と青年』1987年8月号 日本協議会
鈴木博雄(1977)「日本人“洗脳教育”と日教組」『軍事研究』1977年12月号 ジャパン・ミリタリー・レビュー