アジアに偉大なる指導者現る。その名は高橋史朗…!
「性的マイノリティの権利を擁護し、性的マイノリティについての正しい知識を教育の場で学べるようにしようとする運動について、それは①『文化共産主義(新しいマルクス主義)』の策謀であり、②そのねらいは性秩序や家族制度を破壊することだ、という主張がネット上や保守系雑誌などでなされることがあ」(pp.75-76)るという。とんでもねぇ話だなぁこれぇ!?
麻原…じゃない「高橋氏らは、ガブリエル・クビー著『グローバル性革命』(邦訳未刊行)などを根拠に、ジェンダーやセクシュアリティをめぐる革新的な政策や運動」「全般を、『文化共産主義』に由来するものと断じ」(p.76)る。定説です。そうだからです。それはガブリエル・クビーの勝手なんですよ。
その高橋は2023年、できない理由を考えるのではなく「『認知症』になったといううわさが周囲に一気に広がった」…「こんなにうわさが広がっているのかと私自身が驚いた」(https://note.com/takahashi_shiro1/n/n8b4eb18c56ce 検索日:2024年1月8日)と述べている。いわばまさにうわさは「文化共産主義」の陰謀であります。そっ閉じ。
引用文献
能川元一(2023)「Q22 LGBTQは『文化共産主義』で、社会の『性秩序を崩壊させる』思想なのでしょうか?」浅井春夫他編『Q&A 多様な性・トランスジェンダー・包括的性教育 バッシングに立ちむかう74問』大月書店