【トンデモ】幕屋しぐさ

 キリストの幕屋は「敗戦50年目を境として歴史認識に目覚め、日本精神の回復と日本の救いのために祈りと取り組みが始まる」(p.1)としている。1995年11月19日、「渡部昇一氏の講演会『東京裁判史観』」…「戦後50年間日本を覆っている暗黒史観、自虐史観の教育。この元凶こそ東京裁判だと語る」(p.73)…。これが"敗戦国の末路"の実例です。
 1996年12月22日、「藤岡信勝東大教授(自由主義史観研究会)による『近現代史教育の改革』についての講演会」(p.82)、1997年2月には「新しい歴史教科書をつくる会』に幕屋有志の入会が始まる」(p.84)…。1997年8月24日、「『新しい歴史教科書をつくる会』の西尾幹二会長の講演会」…「この会に賛同する幕屋人2500余名が入会する」(p.88)。1997年10月より某氏が「新しい歴史教科書をつくる会』の組織委員として事務局に勤める」(p.90)。1998年6月7日、「『新しい歴史教科書をつくる会』シンポジウム」…「幕屋から800名が参加」(p.95)。1998年11月1日、「『西尾幹二の4時間独り語り』に参加」…「『国民の歴史』パイロット版の構想に感動する」(p.98)…。そっ閉じ。

 

引用文献
年譜刊行委員会編(1998)『原始福音エクレシア年譜Ⅱ』キリスト聖書塾

【トンデモ】文化共産主義

 アジアに偉大なる指導者現る。その名は高橋史朗…!
 「性的マイノリティの権利を擁護し、性的マイノリティについての正しい知識を教育の場で学べるようにしようとする運動について、それは①『文化共産主義(新しいマルクス主義)』の策謀であり、②そのねらいは性秩序や家族制度を破壊することだ、という主張がネット上や保守系雑誌などでなされることがあ」(pp.75-76)るという。とんでもねぇ話だなぁこれぇ!?
 麻原…じゃない「高橋氏らは、ガブリエル・クビー著『グローバル性革命』(邦訳未刊行)などを根拠に、ジェンダーセクシュアリティをめぐる革新的な政策や運動」「全般を、『文化共産主義』に由来するものと断じ」(p.76)る。定説です。そうだからです。それはガブリエル・クビーの勝手なんですよ。
 その高橋は2023年、できない理由を考えるのではなく「『認知症』になったといううわさが周囲に一気に広がった」…「こんなにうわさが広がっているのかと私自身が驚いた」(https://note.com/takahashi_shiro1/n/n8b4eb18c56ce 検索日:2024年1月8日)と述べている。いわばまさにうわさは「文化共産主義」の陰謀であります。そっ閉じ。

 

引用文献
能川元一(2023)「Q22 LGBTQは『文化共産主義』で、社会の『性秩序を崩壊させる』思想なのでしょうか?」浅井春夫他編『Q&A 多様な性・トランスジェンダー・包括的性教育 バッシングに立ちむかう74問』大月書店 

【トンデモ】杉田水脈「私を潰そうとしている人たちの正体」(『Hanada』2024年1月号)

 香ばしい反日政治家の杉田水脈は次のように述べている。「私がTwitterなどで、フェミニズム研究について反日』『国益に反する研究をしている』と投稿」…「実はこの裁判でポイントになるのは、私が『反日の研究に税金が使われているのはおかしい』といった発言が主眼だったのですが、これが問題にされなかったことです。すなわち、『反日研究』といった表現が言論の自由の範疇内と認められた」…「これは今後の保守言論人にとっては大きなポイント」(p.110)…。非常にしつこい中において高橋史朗八木秀次はモラロ大学で反日研究をしており、いわばまさに"敗戦国の末路"なのであります。
 「政治家では、私以外にこの『日本を貶める活動をしている日本人の問題』を理解し、行動していたのは、安倍総理だけでした」(p.111)。文が鮮明に統一された美しい反日政治家あべぴょんはエバ国家日本を貶める高橋史朗八木秀次の問題を理解していたようだ。そっ閉じ。

 

引用文献
杉田水脈(2023)「私を潰そうとしている人たちの正体」『Hanada』2024年1月号 飛鳥新社

【トンデモ】西岡力「安倍さんと教団は近くないんですよね」(『正論』2023年12月号)

 モラロで売壺奴の西岡力メッコールを飲みながら「私は恐怖すら覚えました。そもそも旧統一協会が解散されなければならない事情がいつ生まれたのか、が不可解です」(pp.35-36)…「安倍さんを暗殺した者の親が、どうも旧統一協会の信者だったらしく」…「ただ、これは本人が出てきて記者会見で明らかにした話ではなく、奈良県警が一方的にリークした話があっという間にマスコミで広がったものです」…「安倍さんが教団に近いと暗殺者が認識したことも腑に落ちない」…「安倍さんと教団は近くないんですよね」(p.36)と述べている。
 さらに西岡力は「反安倍の人たちが、旧統一協会と安倍さんは近い、暗殺者の行動に一理あるという方向に持っていこうとしています」(p.38)…「朝日新聞を見ると」「一方的に2009年のコンプライアンス宣言後も被害の訴えが続いていると弁護士グループの主張ばかり取り上げています。こうした取り上げ方も公平性が欠けます」(p.43)…。そっ閉じ。

 

引用文献
中川晴久・西岡力(2023)「政府のやり方がなぜ問題なのか」『正論』2023年12月号 産経新聞

【トンデモ】徳永信一「旧統一教会解散請求問題の核心」(『Hanada』2023年11月号)

 「解散命令請求は、政府によって教団が『反社会的集団』であると認定されたことを意味する」(p.94)。そうなれば神側だった「自民党を含む保守陣営は政府に同調し、マスコミの無責任なコメンテーターはますます増長するだろう」…「これまで、かろうじて教団を擁護してきた正義漢も、その多くはイエスが捕縛されたあとのペテロとなり沈黙を強いられるだろう」(同上)。一方、八木秀次は「関係ないですよ!」と言って逃げてしまった。私はやってない、潔白だ~♪
 非常にしつこい中において「安倍元総理はお金にきれいな政治家として知られているが」(p.98)…。えっ。「唯物論と悪魔的な世界観に基づく共産主義と戦い、そのために政治にコミットすることを要請する教団の教義に照らし、自民党をはじめとする保守政党との連携は教団活動の存続のうえで不可欠なはずである」…「LGBT法の背後にある文化マルクス主義に変容した共産主義という21世紀の『妖怪』と戦う旧統一教会の姿勢は、今後の保守の運動にとってますます重要になるだろう」(p.100)…。そっ閉じ。

 

引用文献
徳永信一(2023)「旧統一教会解散請求問題の核心」『Hanada』2023年11月号 飛鳥新社

【トンデモ】櫻井よしこ「松陰先生を敬愛した安倍元総理の志を継ぐ」(『正論』2023年10月号)

 スゥー…国情院よしこです。「今日は、安倍総理の遺志を継ぐとはどういうことかということを、皆様と一緒に考えてみたいと思ってまいりました」「吉田松陰先生をとても尊敬しておられた安倍総理は、常々『日本を取り戻す!』とおっしゃってきた。その取り戻す日本とは何かを、私はこの1年間、本当に一所懸命考えました」(p.207)。吉田松陰ではなく文鮮明ですね、わかります。美しい国エバ国家ニッポソをトリモロス!
 「安倍総理はおそらく日本の政治家の中で一番、日本国の国柄、歴史、文化、人々の感受性、そして人と人との関係のあり方、こういったことを一番、よく理解しておられた」(p.213)。あの、総理大臣でございますから森羅万象すべて担当しておりますので。「私たち日本人は米国とともに、価値観の異なる陣営と事を構えることがあるだろうという前提のもとで準備をしなければいけません」(p.217)。忠誠!!

 

引用文献
櫻井よしこ(2023)「松陰先生を敬愛した安倍元総理の志を継ぐ」『正論』2023年10月号 産経新聞

【書評のようなもの】山口智美・斉藤正美『宗教右派とフェミニズム』

 アジアに偉大なる指導者現る。その名は高橋史朗…!
 「1980年5月には、大平首相の私的諮問機関の研究グループが『家庭基盤充実のための提言』を提出した。『家庭』は社会の最も大切な基礎集団であると規定し『日本型福祉社会』と『家庭基盤充実』政策を打ち出す内容だった」…「家庭基盤充実政策は、その後の中曾根康弘時代の臨時教育審議会にも受け継がれ」…「現在の右派が目指す『家庭』関連政策の源流になった。八木秀次(麗澤大学教授)や高橋史朗(麗澤大学院特別教授)など右派の論者も大平時代の家庭基盤充実政策を高く評価していて、旧統一教会の関連団体である平和大使協議会も、『家庭基盤充実と「家庭」を単位とした国づくり・法制化運動』を活動目的として掲げている」(p.26)。いわばまさに統一教会によって家庭崩壊することは家庭基盤充実につながるのであります。
 「1992年、教育学者の高橋史朗が『週刊文春』6月11日号(文藝春秋)誌上で『小学校の「性交教育」これでいいのか』と題して性教育を批判し」(p.32)、非常にしつこい中において勝共連合=統一教会のビデオ『性教育過激派のねらい』に出演。「八木秀次は『男女共同参画』や『ジェンダーフリー』を批判するなかで、頻繁に『カタツムリ』に言及する」(p.43)が、訂正でんでんという指摘は全く当たりません。あべぴょんがカタツムリであったと伝えられよ。
 「2006年の改正教育基本法で第10条『家庭教育』が新設されるのを見据えて準備されてきたのが『親学』だ」(p.74)。"高橋らの集団"が推進する「『親学』は、教育の原点は家庭や親にあるとし」…「親が変われば子どもの心も育つという『主体変容』の考え方などを中心としている。そして『脳科学』も重視しながら『伝統的子育て』を推奨するのだが、『伝統的子育て』が具体的にどんなものかは曖昧なままだ」(p.75)。"江戸しぐさ"も伝統にしちゃった。
 その高橋史朗モラロジーの「道徳サロン」で「宇宙全体を構成する陰(女性的原理)と陽(男性的原理)の二気が宇宙の根源であり、生物の発生は雄と雌、男と女という対立原理の相互補完作用によって成立し、有性生殖として5億年の生命が連続している。この両性のア・プリオリな相違自体が『男女平等』を意味しており、日本文化の基層には『ジェンダー・フリー』でも『バック・ラッシュ』でもない第三の道(男女平等の視座)がしっかりと根付いて」(https://www.moralogy.jp/salon230818-01/ 検索日:2023年8月18日)いるとしている。そっ閉じ。

 

引用文献
山口智美・斉藤正美(2023)『宗教右派フェミニズム青弓社