
「『日本型ウェルビーイング』は、日本人のみに通用する偏狭なものではなく、人類に通底するウェルビーイングであり、ホリスティック(包括的)な思想の枠組みで捉える必要がある」…「『モラロジー概説』において『天功を助くる』と説いた廣池千九郎の道徳科学にも共通する思想として捉え直す必要がある」(p.103)…。モラロしぐさ。
「エデンの園には、『生命』と『知恵』の2本の樹が神によって植えられたが、知恵の樹の実を食した人類は自然を支配する人間中心主義に陥り、『生命の樹』を忘れていく歴史を歩み、地球環境を破壊してきた。山川草木国土悉皆に神性・仏性を見、いのちの継承を至上の価値とする母性原理を生きてきた日本文化が果たすべき役割は極めて大きい」(p.115)…。母性原理しぐさ。
「『古事記』が書かれた時代よりも、およそ1400年前、仏陀や孔子とほぼ同時代に、日本独自の『ヲシデ』と呼ばれる古代文字で書かれたとされる『ホツマツタエ』は、もし真書であることが証明できれば、日本文明と呼ぶにふさわしい日本独自の高度の思想・哲学が、縄文時代という『原始社会』に、既に形成されていたことを示すものであろう」(p.123)…。ホツマツタエしぐさ。
「SNSの氾濫などによって日本の民主主義が岐路に立たされている今日、『対話を阻む捏造と恫喝』『悪口言い放題社会』を打破する対話の場を広げ、道徳教育においてどのような対話の場を構築するかが問われている」(p.132)…。「日本型ウェルビーイングとは何かを明らかにするためには、『民主主義』は欧米から輸入したものではなく、歴代の天皇が大事にされてきた『君民一体』の『皇道』に一貫している『日本的民主主義』という『国柱』の精神を踏まえる必要がある」(p.134)…。そっ閉じ。
引用文献
高橋史朗(2026)「日本型ウェルビーイングと道徳教育(3)」『歴史認識問題研究』第18号 歴史認識問題研究会





