2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

【書評のようなもの】鈴木エイト『自民党の統一教会汚染 追跡3000日』

「2013年の参院選で顕在化した安倍政権と統一教会の癒着構造。その関係は翌14年の衆院選を経て15年夏、一つの結実を迎える。統一教会が1997年以降18年間、働きかけてきた教団名の変更を所轄官庁である文化庁が認証したのだ。この不可解な認証の背後には、や…

【書評のようなもの】榊利夫『統一協会はどうなるか! 謀略的・反社会的な反共組織のゆくえ』

"一線を画している"という設定の「統一協会系の高橋史朗・明星大教授は、92年の『現代のエスプリ』304号で、まるで『国連・子どもの権利条約』の『批准運動』が反日教育の道であるかのように描きだしている。高橋説と統一協会は、性教育を『性解放教育』だと…

【書評のようなもの】榊利夫『文鮮明主義の批判』

勝共連合=統一協会は"名越化"している。「80年代後半からの文鮮明のより"聖化"をリードしたのも『思想新聞』であるが、最近は『頭翼思想』なるものを美化しようとして、日本帝国主義美化論をくりひろげてきた」(p.116)。「ロックやトインビーなどヨーロッパ…

【トンデモ】八木秀次「『反アベ』の狂気 ここに極まれり」(『正論』2022年10月号)

あべぴょん暗殺事件以降、「安倍氏や自民党安倍派、自民党全体が旧統一教会と『ズブズブの関係』、自民党が旧統一教会に支配されているというイメージが作り出されている」(p.33)という。「閣僚や副大臣、政務官、自民党役員などと旧統一教会との『接点』がS…

【トンデモ】八木秀次「日本の救世主か 松陰の生まれ変わりか」(『正論』2022年9月号)

ムジョッコン♪ムジョッコニア~♪ 世界日報社…ではなく産経新聞社のデムパ系雑誌『正論』2022年9月号の中において非常にしつこい八木秀次がメッコールを一気飲みしながら「私も多くの宗教団体と付き合いがあるが、統一教会とは直接の関係はない。関連の政治団…