【トンデモ】高橋偽史朗『WGIPと「歴史戦」』(タヴィストック研究所)

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 プルシャを落としそうな高橋偽史朗氏によると「歴史研究者から教育実践・研究者に転身したわが人生に大きな転機をもたらしたのは、平成24年4月に『親学推進議員連盟』が設立された直後に、『親の愛情不足が原因で発達障害になる』というトンデモ学説を『親学』が説いているという誤報・誤解が一気に広がり、後退を余儀なくされたことにあった」(p.2)…。えっ。
 親泣かせの原理運動で“親が苦”の偽史朗は、鮮明なビデオ『性教育過激派のねらい』に出演した件は人生の転機にはならなかったらしい。「『史朗という名前は歴史を明らかにしてほしいという私の切なる願いから名づけたものだ』と涙ながらに語った父」(p.16)。うぅ~、目からメッコールが…( ;∀;)
 「対日包囲網の壁を突破して日本が国際的孤立を脱却するためには、その根底にある日本人に対する不信感、偏見、誤解を払拭する必要がある」(pp.54-55)のであれば、“高橋らの集団”を黙らせる必要があるだろう。「日本人は関係を重視する生き方を尊重してきた」(p.64)という偽史朗は、統一協会との関係を重視した「神側」であり、エバ国家日本をとりもろそうとしている。
 空中浮揚しそうな偽史朗が関野道夫氏に“シロウ文書”を渡したところ、「月刊誌『正論』2015年5月号に」「関野氏による論文が発表され、驚いた。しかも基本的なミスが目立った点も気になった」(p.82)…「誰にでもこうした間違いはある」…「むしろ問題なのは」「『ついに発掘』というようにセンセーショナルに扱うマスコミ界の」(p.83)…。えっ。産経新聞(世界日報)はマスコミ界なのか…。「東中野修道教授も『南京大虐殺』に関する第一次史料に丹念にあたる地道な研究調査」(p.84)…。東中野しぐさ。
 主体変容してキバヤシになった偽史朗。「占領軍によって戦後の日本人に植え付けられた『義眼』の原点は何かという疑問である。結論から言えば、その原点は」「タヴィストック研究所にあったことが判明したのである」(p.106)!! な、なんだってー!!
 俺はもう限界だと思った。

 

引用文献
高橋史朗(2018)『WGIPと「歴史戦」 「日本人の道徳」を取り戻す』モラロジー研究所