【トンデモ】アインシュタインの予言しぐさ②

 『月刊ムー』1994年8月号にアインシュタインの予言しぐさが載っていた。
 「近代の日本の発達ほど世界を驚かしたものはない/この驚異的な発展には他の国と異なる何かがなくてはならない/それはこの国の3000年の歴史であった/長い歴史を通して一系の天皇を戴いているということが今日の日本をあらせしめたのである/私はこのような尊い国が世界に1か所くらいなくてはならないと考えていた」…「世界の文化はアジアに始まってアジアに帰る/それはアジアの高峰、日本に立ち戻らなくてはならない/我々は神に感謝する/我々に日本という尊い国を作っておいてくれたことを」(p.68)…。伝えられよ!これが"敗戦国の末路"の実例です。
 さらに、この『月刊ムー』1994年8月号の「BOOK FORUM」ではジョン・コールマン著、歴史修正学会訳、太田龍解説の『三百人委員会を紹介し、"共産主義の台頭も計画のひとつ"…。そっ閉じ。

 

引用文献
三神たける(1994)「ユダヤ人『秦氏』とイエスの奥義」『月刊ムー』1994年8月号 学習研究社

【トンデモ】高橋食口朗「左翼政策『こども庁』実現めざすのか」(『正論』2021年12月号)

 高橋食口朗は開いた口が塞がらない。「『こども庁』設置構想の背後にどのような動きがあって誰が何を狙って言い出した政策なのか、といった点が直視されていない」…「『子ども家庭庁』という当初の案が変更されたのは、『勉強会』で講演した被虐待経験のある女性から、虐待を受けた子供たちは『家庭』という言葉に傷つくと指摘され、これを踏まえ『家庭』が削除されたのだという。不見識であり、開いた口が塞がらない。子供の危機的状況は家庭の問題と明らかに密接不可分である。家庭を視野に入れた『こども家庭庁』であるべきだろう」(p.151)。家庭連合と明らかに密接不可分で文が鮮明ですね、わかります。
 「国連勧告が日本の左派のNGOや反政府、反権力団体、その関係者らによっていいように利用されている」「『強制連行』『性奴隷』『沖縄県民は先住民族である』『ヘイトスピーチ』『体罰禁止』『性的指向及び性別認識差別』『アイヌ』問題…などこれまで左翼が唱えてきたマターには悉く国連勧告が利用されて、お墨付きを与える役割となっている。メディアがこうした虚構じみたカラクリを明らかにしないため、事情を知らない国民も多い。まるで日本の人権状況に改善されるべき根本的課題が存在するかのような認識が広がるのだ」(pp.152-153)。高橋食口朗は「体罰禁止は左翼」だと思っているが、お前それ静岡刑務所でも同じ事言えんの?
 神側である「安倍政権下の『教育再生』政策を真っ向から否定して左翼側の利害や思惑に適った教育政策への転換・再編を狙う。その第一歩が『子ども庁』『子ども基本法』というわけだ」(p.155)。すなわち、当初の「こども家庭庁」の名称をトリモロスことにより、個人の救済を目指す宗教の段階を終え、理想家庭の実現を通して神様の夢である地上天国と天上天国の建設を目指す家庭時代が到来(ry
 例の『グローバル性革命』は次のように警告しているという。「グローバル性革命(文化マルクス主義)の核心は性規範の解体である。それは社会構造を解体し、社会的な混乱を引き起こす」(p.157)…。そして高橋食口朗は、あの言葉でしめくくる。「美名のもとに、教育基本法改正や道徳教育、学習指導要領、教科書検定青少年健全育成施策などが否定され、子供の権利が歪曲・拡大解釈されて日教組や『過激な性教育』運動団体などの独善的な主張が持ち込まれるのは許されない。こうした偏向した主張とは明確に一線を画した有識者会議』の成熟した審議を求めたい」(同上)。
 かつて世界平和教授アカデミーの"誘いも断り、明確に一線を画している"としていた高橋食口朗は、いわばまさに今では家庭連合系の御用学者である。マザームーン、君と僕は同じ未来を見ている。ゴールまで、マザームーン、2人の力で、駆けて、駆け、駆け抜けようではありませんか。

 

引用文献
高橋史朗(2021)「左翼政策『こども庁』実現めざすのか」『正論』2021年12月号 産経新聞社 

【トンデモ】高橋偽史朗「社会的混乱を狙う『グローバル性革命』」(『正論』2022年3月号)

 文が鮮明な高橋偽史朗は次のような妄想をしている。「左翼勢力が」「これまで積み上げられてきた教育正常化の流れを切り崩そうと画策している」…「左翼勢力による"巻き返し"という意味では昨年春に起きた『LGBT理解増進法』や『選択的夫婦別姓』の導入の是非などをめぐる騒動も軌を一にする動きといえる。安倍晋三政権下では全く前に進まなかった左翼肝いりの政策を菅義偉岸田文雄政権で何としても前に進め、実現させるべく働き掛けが活発になっているのである」(p.208)…。
 「性は男と女しか存在しない。多様ではないのである」(p.210)…「性自体が極めて道徳的、倫理的な価値判断のもと、自分を律していくことが求められる営み」(p.213)…。「男性が『男らしさ』を、女性が『女らしさ』を追求する。これは男性、女性それぞれに宿る共通の特性を大事にするということである」(p.215)…。男らしさとはデムパを飛ばしたり、石碑を作ったり、時計を盗んだり、「ウラジーミル。君と僕は、同じ未来を見ている。ゴールまで、ウラジーミル、二人の力で、駆けて、駆け、駆け抜けようではありませんか」などと述べることである。
 偽史朗は楊尚眞(『グローバル性革命』翻訳中)のデムパを引用し「西欧で進められてきたグローバル性革命がそのまま圧縮されて日本に浸透しつつある。子供たちが正しい性倫理・道徳を確立する前に低俗な性文化に晒され、幼年期における純粋で健やかな精神が保護されていない」…「性的堕落の暗雲を払拭しなければならない」(pp.213-214)…。ちょっと合同結婚式行ってくる。

 

引用文献
高橋史朗(2022)「社会的混乱を狙う『グローバル性革命』」『正論』2022年3月号 産経新聞社 

【トンデモ】小川壺太郎『真正保守の反論』(頭がQ)

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 文が鮮明な痴漢評論家(無職)の小川壺太郎は次のような"真の保守"の労働観を述べている。「この残業時間も、この程度の過少申告も日本社会の常識に反する極端なものではあるまい。過労死、また、過労を苦にした自殺というから、最初、私は一体どれだけ長時間、どれだけ非常識な残業を拒否できない状況を強いられたのかと思ったが、1ヵ月当たりの残業超過が規定より35時間超というのは、日本社会での法に対する現場対応としては常識の範囲内という他はない」(pp.152-153)。現場対応としてはヨシ!
 「労働安全衛生法は、月当たりの残業時間が100時間を超えた場合に産業医面談を指示しているが、これは逆に言えば、このくらいの残業は日本社会の常識の範囲内だということを意味していよう」…「皆が残業時間を遵守すれば、会社が潰れ、皆が失業者になるだけである」(p.153)…。ワタミール、君と僕は同じ未来を見ている。ゴールまで、ワタミール、2人の力で、駆けて、駆け、駆け抜けようではありませんか。
 「少なくとも江戸時代以来、日本の労働文化は、『多く働き多く豊かになる』を社会的な合意として成熟してきた。様々な理不尽に社会全体で耐えて、その代わりに社会全体の豊かさを手に入れてきたのが江戸から連綿と続く日本近代の『資本主義の精神』なのだと言ってもいい」(p.156)。「1人の自殺者が出たからといって、それを基準に社会全体を『改良』しようなどという無法なことをすれば、日本の労働文化のあり方を是とし、いまでも猛烈に働くことを喜んで選択している無数の日本人の人生を否定することになり、その結果、我々が享受している生活をも否定することになる」(pp.156-157)。残業や過労死は日本の労働文化であり、守るべき伝統なのである。ワタミ神社で会おう(o´・ω・`o)ノシ
 小川壺太郎は変態的なデムパも飛ばしている。「私の性的嗜好も曝け出せば、おぞましく変態性に溢れ、倒錯的かつ異常な興奮に血走り、それどころか犯罪そのものでさえあるかもしれない」(p.177)。あっ…(察し)。「杉田氏は概して弱者の名のもとにおけるマスコミの異常な同調圧力それらと連動しながら強化されてきた様々な弱者利権、それがしばしば外国による日本侵食工作と繋がっている事の深刻な害毒と戦ってきた人だ」(pp.177-178)…。「LGBTという概念については私は詳細を知らないし、馬鹿らしくて詳細など知るつもりもないが、性の平等化を盾にとったポストマルクス主義の変種に違いあるまい」(p.179)…。どう見ても文が鮮明に統一されています。本当に"真の保守"です。
 「LGBTの生き難さは後ろめたさ以上のものだというなら、SMAGの人達もまた生きづらかろう。SMAGとは何か。サドとマゾと尻フェチ(Ass fetish)と痴漢(groper)を指す。私の造語だ。ふざけるなという奴がいたら許さない。LGBTも私のような伝統保守主義者から言わせれば充分ふざけた概念だからである」「満員電車に乗った時に女の匂いを嗅いだら手が自動的に動いてしまう、そういう痴漢症候群の男の困苦こそ極めて根深かろう。再犯を重ねるのはそれが制御不可能な脳由来の症状だという事を意味する。彼らの触る権利を社会は保障すべきでないのか。触られる女のショックを思えというか。それならLGBT様が論壇の大通りを歩いている風景は私には死ぬほどショックだ、精神的苦痛の巨額の賠償金を払ってから口を利いてくれと言っておく」(p.182)。頭がQである。これが小川Q太郎の実例です。
 「私のなかにAとBがいるとすれば、保守主義者として社会の木鐸たらんとする小川榮太郎Aと、文学者として他者への慮りなど棄てて人間の業と対峙する小川榮太郎Bであろう」(p.199)…。「私はゴキブリと言われようと、ゾウリムシと言われようと、サイコパスと言われようと、人間のクズと言われようと、全く傷つかないのである。人は『表現』などにいちいち傷ついてはいけない」(p.235)…。小川壺太郎はカルト。そっ閉じ。

 

引用文献
小川榮太郎(2019)『左巻き諸君へ! 真正保守の反論』飛鳥新社

【トンデモ】勝岡寛次『歴史の急所』幸福の科学出版

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 スゥー…勝岡寛次です。「中国は今後、反日プロパガンダを一層強力に展開すると思われ、いわゆる『歴史戦』に対する国民の備えが、今ほど必要とされている時代はありません」(p.3)。
 「中国によるユネスコの政治利用に対して日本政府は抗議していますが、それ以前にも国内では幸福実現党などの幾つかの団体が、その危険性について警鐘を鳴らし」(p.40)…。危険なのは幸福実現党ですね、わかります。
 「占領軍は、『ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム』(WGIP:War Guilt Information Program)と命名された、一連のキャンペーン記事(プロパガンダ)を通じて、日本人に大東亜戦争の贖罪意識を植え付けようとしていました」(p.43)。あっ…(察し)。
 「『東條英機はよく頑張っている』という同情的世論が出てきた」(p.64)。東條はんはようやっとる。「私と問題意識は同じですが、もっと読みやすい書籍を一例として挙げると、例えばジャーナリストの門田隆将氏の著作があります」(p.100)。門田隆将=門脇護…。そっ閉じ。

 

引用文献
勝岡寛次(2016)『歴史の急所』幸福の科学出版

【トンデモ】名越二荒之助『教科書から見た戦後教育 日本回帰の潮流を起さう』

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 イオンド大学の名越二荒之助は、教科書の公害についての記述を疑問視し「日本のやうな資源のない国で、人口が1億以上もゐて経済大国となり、技術革新を行って、日本の経済の生きのびる道を図らうとしますと、公害もその結果として起こらざるを得ないのです」(p.3)と主張している。うわぁ、公害が喋った。かつて名越は日本が"他国からはエコノミック・アニマル(経済獣)と揶揄せられている"と述べていたが、名越を覗くとき、名越を覗いているのである。いわばまさに名越がエコノミック・アニマルであると伝えられよ。
 「現在の学界は、実証主義が支配的であって、実証できないことは歴史として認めない強い傾向があります」(p.8)という名越はデムパによって実証主義を乗り越え「名越史観」を確立したといえる。名越は出版や講演によって若者を「目覚め」させる活動をしていた。名越DE真実である。1968年出版の「『大東亜戦争を見直そう』に書いてゐますが、今大学生がこれをよく読んでくれるのです」…「各地の大学が、大学祭をしますと私を講演に招いてくれるのです。若い学生が『大東亜戦争を見直そう』を読んで大変感激して、『今まで我々は騙されてゐた。』『真実を教へられなかった。』と言って先生来て下さいといふのです」(p.22)。あっ…(察し)。
 名越のデムパは1997年創刊の伊勢雅臣(イオンド大学)のメールマガジン「国際派日本人養成講座」によってイソターネッツ上に拡散し、ネット名越(ネット右翼)を生み出すことになった。なお、名越を"洗脳"したのは森本真章である。

 

引用文献
名越二荒之助・全国神社総代会編(1981)『教科書から見た戦後教育 日本回帰の潮流を起さう』全国神社総代会

【トンデモ】親学推進統一協会メッコールマガジン第142号(世界平和統一こども家庭庁)

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 親学推進統一協会メッコールマガジン第142号(2021年12月15日発行)によると文が鮮明な高橋偽史朗は「12月8日に自民党本部で開催された青少年健全育成推進調査会で『青少年健全育成と家庭教育支援について―『子供の最善の利益』の視点から―』というテーマで講演した」という。いわばまさに高橋偽史朗や自民党が不健全そのものである。
 「このテーマで講演を依頼されたのは、自民党の選挙公約に『家庭教育支援法』と『青少年健全育成基本法』の制定が明記されたことを踏まえて、『子供の最善の利益』とは何かという視点から、『こども庁』問題と絡めた今日的課題を明らかにするためである」…。えっ。
 「講演の締めくくりとして、『こども庁』を『こども家庭庁』に改めるべきだと強く主張したが、最後の挨拶で山谷えり子議員もこの点を強調された。結果的に、日本政府は『先週行われた自民党の会合』(ANNニュース報道)を踏まえ、組織名称を『こども家庭庁』に改める方針を固めた、と報じられている」…。世界平和統一こども家庭庁ですね、わかります。
 「私は拙著『知っておきたい「こども庁」問題Q&A』(歴史認識問題研究会発行)を出版したが、以前に別の拙著を3千冊買い上げて下さり、全国の大学図書館に郵送し、山谷えり子事務所と義家兼介事務所に国会議員や官僚に配布してもらうように依頼された篤志家が今回も8百冊買い上げて下さり、同様の措置をとって下さった」…。キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
 「子供を育てる『育児』の前に、自分の心のコップを上に向ける『育自』こそが問われている。それを親学では『主体変容』というキーワードで示してきた」…「『道徳サロン』拙稿連載6『地獄への道は「善意」で敷き詰められている』で詳述したように、子供が嫌がることでも子供の壁になって『他律』によって『自律』、『自律』から『自立』へと導く教育が『児童の最善の利益』につながる」…「子供には本気で『叱られる権利』があり、親にも本気で『叱る権利』(懲戒権)がある」…。あっ…(察し)。
 さらに高橋偽史朗はポリコレについて「その思想的淵源は『フランクフルト学派』と呼ばれる『文化マルクス主義』である」とする。「労働者階級に代わって革命の英雄になるのは、女性、性的少数者少数民族等であり、ジェンダー平等、すなわちLGBT等の少数者の権利をポリコレを盾にして過剰に擁護、尊重し、異論を封殺して対立をあっている。ポリコレの欺瞞性を痛烈に批判する早川俊行氏は」…。そっ閉じ。