高橋史朗…ではなく神谷宗幣は次のように述べている。「実は私も高校生の頃までかなり左派的な考え方を持っていました」…「ところが、海外に行った時に、外国人に対して日本のことを十分説明できず、『これは日本人としてまずい』と強く思った」…「日本に帰ってきてから、小林よしのりさんの『戦争論』など、保守派の論客の本を読むようになりました」(神谷 p.21)。コヴァ乙。
「その時、『自分がいま学んでいる考え方は、父親が言っていたことと同じだ』とふと気づいた」…「父親はモラロジー研究所に入っていたのです」…「父親だけではなく、祖父も叔父もモラロジーに入り、勉強していたのです」(同上)…。モラロしぐさ。
一方、麻原…いや高橋史朗は「両親(特に母)が『お前は胎教でモラロジーの教えが五臓六腑にしみこんでいるから、これからの人生でどんなことがあっても絶対に"大丈夫"だから、安心しなさい』と潜在意識に刷り込んで」(高橋 p.3)、おかしくなってしまった。これが"脳内汚染"の実例です。
小林よしのりによると「GHQは『ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム』という日本人に戦争の罪悪感を植えつける洗脳計画を実行した」(小林 p.49)らしい。「今の日本人で『個人主義だ』『個の精神だ』と唱えているやつは、アメリカの洗脳によって『公』を背負えないフヌケと化した者にすぎない 日本の個人主義者は単なるエゴイストである!」(同上 p.55)。ウギップ!
引用文献
神谷宗幣(2023)「哲人政治が日本を救う!」『維新と興亜』第17号 望楠書房
高橋史朗(2004)「まえがき」親学会編・高橋史朗監修『親学のすすめ 胎児・乳幼児期の心の教育』モラロジー研究所
小林よしのり(1998)『新ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論』幻冬舎