【トンデモ】「WGIP論争は左派の敗北」「原点はタヴィストック研究所」「伝えられよ」

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 木佐芳男は、WGIP(ウギップ)「をめぐっては、インターネット上で、左右両派による激しい論争が延々とくり広げられてきた」…「関野は正論2015年5月号でも論文を書き、事実上、左右論争は左派の敗北で終止符を打った」(木佐 p.132)などとデムパを飛ばしている。「WGIP陰謀史観として否定する論者は、秦は別だが、日本独自の左翼思想に傾倒しているか、その人自身がふかくマインド・コントロールされている可能性が高い」(同上 p.133)…。えっ。「高橋史朗は、著書『「日本を解体する」戦争プロパガンダの現在』の第2章で、WGIPの源流と形成過程を詳しく論じている」として偽史朗を引用し「『洗脳の原点は何か』という疑問であるが、結論から述べれば、その原点がタヴィストック研究所にあったのだ」(同上 p.134)…。あっ…(察し)。
 井上和彦によるとWGIP(ウギップ)という「"洗脳政策"によって、日本人は軍隊や軍事を無条件に忌み嫌うようにな」(井上 p.4)った。しかし「幾百万の将兵達は、至純の愛をもって戦ってくれたことを忘れてはならない」…「諸国から訪れる旅人たちよ、この島を守るために日本軍人がいかに勇敢な愛国心をもって戦い、そして玉砕したかを伝えられよ」(同上 p.140)。そっ閉じ。

 

引用文献
木佐芳男(2018)『「反日」という病 GHQ・メディアによる日本人洗脳を解く』幻冬舎
井上和彦(2013)『日本が戦ってくれて感謝しています アジアが賞賛する日本とあの戦争』産経新聞出版