【トンデモ】高橋史朗「日本発のSDGs・ウェルビーイング教育についての一考察(1)」

 アジアに偉大なる指導者現る。その名は高橋史朗…!
 高橋史朗は「現代科学が辿りついた複雑系の自律的秩序形成機能を、日本人は『産霊(むすび)』というコンセプトとして、2千年以上も前から尊重し、それを活かそうとする『持続可能』な伝統文化を育んできた」(p.105)としている。
 「カオスは混沌を意味し、初期値がほんの少しずれるだけでその式に沿って現れるその後の世界が大きく変わるという特徴を持つ。どこかでチョウが羽ばたくと、遠方の気象が大きく変わるというバタフライ効果』はよく引かれる有名な例である」(p.116)。高橋史朗が髭を剃ると人類は滅亡する!
 「大谷翔平選手が世界の注目を集めている教育的背景には、挨拶・返事・整理整頓という『躾の三原則』や型を守り、型を破って、独自の手法へと磨き上げる守破離』の伝統精神がある。詳しくは、『道徳サロン』の拙稿連載53を参照されたい」(p.101)。詳しくは世界日報を参照されたい。
 「21世紀の現代科学が辿りついた複雑系の自律的秩序形成機能を、日本の伝統文化は2千年以上前から尊重し、全体との調和の中で『和を成して』多様性を活かし、違いに学び、違いを活かし合い、補い合う『共活』、そして自他の利害の単なる調整を超えて自他がつながり合い、支え合って、相互補完性を重視した新しい秩序を共につくっていく『共創』社会を目指してきたのである。こうした文明論的視点から日本文化を創造的に再発見し、SDGsを日本発の『常若』の視点から捉え直す必要がある」(p.102)。
 「毎週自民党本部で開催され、オブザーブを要請されている日本Well-being計画推進特命委員会において、以上述べてきた考察に基づく提言を行い、5月に開催されるG7教育大臣会合で日本発のSDGsウェルビーイング教育のビジョンを国際発信することを提案したい」(p.118)。いわばまさに"そっ閉じ"は日本の伝統なのである。そっ閉じ。

 

引用文献
高橋史朗(2023)「日本発のSDGsウェルビーイング教育についての一考察(1)」『歴史認識問題研究』第12号 歴史認識問題研究会