【トンデモ】親学推進統一協会メッコールマガジン第136号

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 親学推進統一協会メッコールマガジン第136号(2021年6月15日発行)によると高橋偽史朗は「4月から麗澤大学の対面授業が始まり、『新しい道徳の探究』という新科目の結婚学、親子学を担当することになった。また、東京都モラロジー協議会主催の『髙橋史朗と共に学ぶ会』講演会と討論会を年内に毎月各2回行うことになった。6月からは少数精鋭の『髙橋塾』も開講することになった」という。
 「ところで、時代の変化とともに、グローバル化が進み、『道義国家日本』の基盤となってきた家庭・家族の絆が大きく揺らぎ始め、結婚・家族制度の解体化が進行し、子育て文化が危機に瀕している」…。「結婚相手がいなくても親密性を満足させる仕組みも社会に広がりつつある。キャバクラやメイドカフェ、風俗店やポルノ、漫画やアニメなどによって性的欲求を満たす装置が蔓延していることも大きな影響を及ぼしていると思われる」…。そっ閉じ。

【トンデモ】キバヤシロウ「人類は存亡の危機に瀕する」

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 「マルクス主義史観のイデオロギーに偏った親ソ・親中・反米・反天皇的な学者の巣窟である歴史学研究会」(p.48)などと述べる高橋偽史朗は、名越史観のイデオロギーに偏った"親米・反日"的なカルトの巣窟である世日クラブで講演し、世界日報に何度も登場。
 頭がQで鮮明な高橋偽史朗によると「GHQWGIPの一環として、左派の反日学者を結集して自虐的な歴史教育ラジオ番組を作成させたが、その中心メンバーが昭和24年に『歴史教育者協議会』(略称「歴教協」)を結成し、日本学術会議と連携してきた」(p.60)という。WGIPについては「有馬哲夫教授は近著『日本人はなぜ自虐的になったのか一占領とWGIP』(新潮新書)によって、『GHQ洗脳説』を否定した賀茂道子『ウォー・ギルト・プログラム』や若林幹夫『「GHQ洗脳説」は誤りである』、山崎雅弘『歴史戦と思想戦』、秦郁彦陰謀史観』等を、WGIP文書の第一次史料に基づいて完膚なきまでに批判している」(p.54)…。能川元一氏(塚田穂高編『徹底検証 日本の右傾化』)には言及せず、スルーしぐさ。
 さらに『MMR』状態のキバヤシロウは次のように述べている。「ジェンダーが人間を縛らなくなったら、人間は繁殖の作法を失い、人類は存亡の危機に瀕する」「ジェンダーには積極的意義があり、これが失われたら人間は生きていけないのである」(p.56)…。な、なんだってー!!
 「わが国は親子・夫婦・家族一体という精神的伝統を特徴としており、同氏同一戸籍という戸籍制度によって、家族と社会の秩序が安定的に保たれてきた。夫婦の氏が違えば、家の墓を守るとか、先祖供養をするという伝統が希薄になり、配偶者の老親介護に対する責任意識も希薄化しかねない」(p.59)…。えっ。そっ閉じ。

 

引用文献
高橋史朗(2021)「日本学術会議歴史認識歴史教育ジェンダー分科会提言の今日的影響と問題点」『歴史認識問題研究』第8号 歴史認識問題研究会

【トンデモ】偽史朗の書評(タヴィストック研究所)

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 文が鮮明に統一された原理を研究して家庭を連合させる高橋史朗は、「WGIPに関連する第一次史料に基づいて出版した『歴史の喪失』(総合法令出版、1997)、『日本が二度と立ち上がれないようにアメリカが占領期に行ったこと』(致知出版社、2014)、『「日本を解体する」戦争プロパガンダの現在−WGIPの源流を探る』(宝島社、2016)」(pp.153-154)などと意味不明な供述をし、自分のトンデモ本を紹介しぐさ。
 しかしながら、「タヴィストック研究所」(p.155)、「英タヴィストック研究所」(p.156)はあるのに300人委員会は登場しない。つまらない史朗は、そろそろハゲるべきだ。もっと強気で行け。

 

引用文献
高橋史朗(2020)「<書評>有馬哲夫『日本人はなぜ自虐的になったのか 占領とWGIP』」『歴史認識問題研究』第7号 歴史認識問題研究会

【トンデモ】八木禿次は何と戦っているのか

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 八木禿次は「トランプ政権下の米国で何が起きているかを政治思想の観点から描いた『トランプ「超・保守改革」神と自由を取り戻す!』(世界日報社)を読んだ。著者は日刊紙『世界日報』のワシントン特派員を長く務めた同紙編集委員の早川俊行氏」(p.284)…。文が鮮明である。
 オバマ大統領は「独立宣言から『創造主』という文字を省いて引用したことが何度もあった。2016年11月のサンクスギビング(感謝祭)デーの声明では、一度も『神』に言及しなかった」(同上)…。また髪の話してる。
 鮮明な八木禿次は、髪をトリモロスための戦いをしなければならないのだ。

 

引用文献
八木秀次(2019)「トランプ米大統領は何と戦っているのか」『正論』2019年12月号 産経新聞

【トンデモ】「私が胎内に宿っている時」「新進気鋭の教育学者ともてはやされ」

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 親学推進統一協会メッコールマガジン第132号(2021年2月15日)によると「モラロジー研究所は、4月から『モラロジー道徳教育財団』に名称を変更し」「『道徳科学のシンクタンク』『道徳教育のプラットフォーム』としての存在価値の向上を目指すことになった」のだという。「道徳」のくだらなさを示したと思います。
 高橋偽史朗は「私が胎内に宿っている時に母が熱心に学んだモラロジーの教えに導かれ、私もモラロジー講座を受講しながら、モラロジー専攻塾で30年近く講義を担当するご縁をいただき、モラロジー研究所の研究員や職員、廣池学園の教職員になった教え子たちとともに勤務し、道徳科学研究センター(歴史研究室)の教授をさせていただいている」という。
 「平成24年親学騒動が勃発して親学推進協会理事長を退任し、災いを転じて福となすべく心機一転し、残りの人生をこれまでライフワークとして取り組んできた在米占領文書研究の仕上げに専念する決意を固め」た結果が300人委員会であった。みっともない髭ジジイですね。
 「学会関係では、平成19年から日本感性教育学会評議員・理事、日本家庭教育学会常任理事、平成26年から日本仏教教育学会常任理事に就任し、今日も務めている」が、世界平和教授アカデミーとは一線を画し(隠し)ている。「34歳で政府の臨教審専門委員に選ばれ新進気鋭の教育学者ともてはやされ傲慢になっていた」…。えっ。そっ閉じ。

【トンデモ】「特集 LGBT・同性婚合法化を巡る5つの論点」『世界思想』2019年6月号(頭がQ)

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 統一協会=家庭崩壊連合は「性的少数者の運動で先行する欧米では、宗教的、保守的価値観を持つ人々の良心に基づく言動までが裁かれる状況が生まれている」「寛容や多様性を掲げる推進派は、反対する人々に対しては容赦のない弾圧をおこなう非常に不寛容な性質を持っている」(p.9)などと主張している。しかし、当然ながらカルトに寛容になってはいけない。「家族の重要性を主張することすら難しくなるだろう」(同上)と述べているが、統一協会こそが家族を破壊しているのである。
 文が鮮明なメッコール島田洋一(頭がQ)も「米国の事例を踏まえ、推進派が『多様性』を唱えながら『非寛容』を露呈する矛盾を指摘。『バランスへの努力』こそが解決策だと説いている」(p.19)という。バランスしぐさは、カルトを容認させる手口である。さらに統一協会は「多様な性のあり方を前提とした社会の制度化」は「結婚・家族制度を否定し、一種の社会革命を志す文化共産主義運動と見るべき」(同上)…。そっ閉じ。

 

引用文献
「特集 LGBT同性婚合法化を巡る5つの論点」(2019)『世界思想』2019年6月号 平和大使協議会

【書評のようなもの】俵義文『戦後教科書運動史』

 ここでは主に高橋Q史朗関連を引用する。
 「政府・自民党は、元号法制化をめざして78年6月に『元号法制化促進国会議員連盟』が設立された。次いで、椛島有三(現日本会議事務総長)が事務局を務めていた宗教右翼の『日本を守る会』が中心になって右翼勢力を結集し、78年7月に『元号法制化実現国民会議』」(p.183)が結成され、元号という非効率なものを押し付ける迷惑な運動を展開した。こうした情勢が第二次教科書攻撃の背景にあった。
 第二次教科書攻撃を仕掛けたのは、自民党民社党などのウヨ政党、経済広報センターなどの経済団体、「日本を守る国民会議」やサンケイ新聞などのデムパ系ウヨ、そして「福田信之・森本真章ら筑波大学グループ、世界平和教授アカデミー(統一協会=国際勝共連合が組織する学者の組織)などの一部の学者」(p.184)である。つまり、文が鮮明に統一されていたのだ。
 1979年10月、デムパ系ウヨの「『じゅん刊 世界と日本』(253・4合併号)に『新・憂うべき教科書の問題』が掲載され、小学校の国語教科書が『偏向』していると攻撃し」(pp.183-184)てきた。第一次教科書攻撃は社会科教科書が攻撃対象であったが、第二次教科書攻撃では国語教科書も攻撃対象となった。
 当時のウヨは「ロシア民話『おおきなかぶ』を『かぶは資本家、力を合わせてかぶを抜くおじいさん・おばあさん・動物たちは労働者で、団結して資本家を倒す話だ』とこじつけ」(p.185)、強烈なデムパを飛ばしていた。いつの時代もウヨは頭がQなのである。
 1990年代の第三次教科書攻撃は、インターネッツ黎明期とも重なり、現在のアダルトマン将軍のような歴史修正デムパが拡散された。1997年1月、コヴァや高橋Q史朗、藤岡信勝らが「新しい歴史教科書をつくる会」を設立し、これと連携する教科書議連も結成された。1997年5月には「日本を守る国民会議」と「日本を守る会」が鮮明に統一されて「日本会議」が発足した。日本会議議連も設立され、「現在の右翼勢力の組織体制がこの1997年にできあがった」(p.278)。さらに1997年9月から伊勢雅臣がメールマガジン「国際派日本人養成講座」を配信し、名越史観を広めた。1998年にはコヴァの『戦争論』が出版されるが、これらは1995年の地下鉄サリン事件から数年の出来事であり、"高橋らの集団"はポスト・オウムのへんないきものなのである。


引用文献
俵義文(2020)『戦後教科書運動史』平凡社