【トンデモ】徳永信一「旧統一教会解散請求問題の核心」(『Hanada』2023年11月号)

 「解散命令請求は、政府によって教団が『反社会的集団』であると認定されたことを意味する」(p.94)。そうなれば神側だった「自民党を含む保守陣営は政府に同調し、マスコミの無責任なコメンテーターはますます増長するだろう」…「これまで、かろうじて教団を擁護してきた正義漢も、その多くはイエスが捕縛されたあとのペテロとなり沈黙を強いられるだろう」(同上)。一方、八木秀次は「関係ないですよ!」と言って逃げてしまった。私はやってない、潔白だ~♪
 非常にしつこい中において「安倍元総理はお金にきれいな政治家として知られているが」(p.98)…。えっ。「唯物論と悪魔的な世界観に基づく共産主義と戦い、そのために政治にコミットすることを要請する教団の教義に照らし、自民党をはじめとする保守政党との連携は教団活動の存続のうえで不可欠なはずである」…「LGBT法の背後にある文化マルクス主義に変容した共産主義という21世紀の『妖怪』と戦う旧統一教会の姿勢は、今後の保守の運動にとってますます重要になるだろう」(p.100)…。そっ閉じ。

 

引用文献
徳永信一(2023)「旧統一教会解散請求問題の核心」『Hanada』2023年11月号 飛鳥新社