【トンデモ】親学のようなもの(壺学)

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 「本当の意味での親になる教育が、今どこでもなされていない」(p.105)という小林博英氏。久保田競氏は「小林先生は、親になる教育が大事だとおっしゃいましたが、大脳生理学からいうと」「幼児教育が非常に大事」(p.132)だという。そして、空花圭一氏は次のようなデムパを飛ばしていた。「教育基本法には、何か欠落しているものがある」…「『勇気』とか、『愛国心』『伝統を尊重する』という言葉」…「教育基本法にそういう言葉を入れる必要がある」…「今の日本の教育目標に欠けているものとして、国防教育」…「国旗、国歌の教育が行われることが少ない」…「いわば国籍不明の教育」…「道徳教育が欠落しています」(p.133)…「昔の日本の教育の中では、親になる知恵を幼時から、親や地域社会の風習の中で教えていた」…「今日、核家族化した家庭や、都市化傾向の社会では、そういう親になるための教育が家庭でもコミュニティでも欠けていると思います」(p.134)…。高橋史朗氏は彼らの“誘いを断り、明確に一線を画している”らしい…(でも壺ビデオに出ちゃう)。

 

引用文献
世界平和教授アカデミー編(1980)『情報化時代の新しい教育 人間と社会の可能性を追求する』教育出版センター

【トンデモ】八木秀次「宗教的な規範力が落ちているということだ」(世界日報)

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 八木秀次氏(世界日報)によると「パトリック・J・ブキャナン氏(米国の保守派政治評論家)の『超大国の自殺』(2011年)が伝えるのは、キリスト教国米国の死、カトリックの危機、ダイバーシティ(多様性)カルトなど。つまり、キリスト教の力がどんどん落ちていっている。宗教的な規範力が落ちているということだ」(pp.42-43)…。八木壺次氏の宗教的なデムパは、文が鮮明に統一されているということだ。「オバマ大統領はもともと共産主義思想にかぶれていた人だが、米国にはそういう人が一定数存在する。そういう中で、フェミニズムマルクス主義の影響を受けた人たちが結婚、出産、育児などをばかばかしく思うようになってくる」(p.43)…。八木秀次氏は、もともとは八木アンテナだったが、勝共思想にかぶれたカタツムリのY染色体で、ばかばかしく面白ウヨになって狂う。「家庭科と称しながら、家庭を破壊するようなことを教えていた」(pp.46-47)…。家庭連合と称しながら、家庭を破壊…。これが“愛国=霊感商法”の実例です。

 

引用文献
森田清策・早川俊行編(2015)『揺らぐ「結婚」 同性婚の衝撃と日本の未来』世界日報社

【トンデモ】親学推進協会メールマガジン第91号

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 迷惑メール・親学推進協会メールマガジン第91号(2017年8月17日発行)では「会長、高橋史朗の近況報告(お休み)」…。お休みしぐさ。図書紹介で『物語りとしての心理療法-ナラティヴ・セラピィの魅力』を紹介しぐさ。「社会構成主義心理療法の場面ではストーリーを語る人と、話を聞きながら質問やコメントをする人が会話を通して、力を合わせてストーリーを作り上げていくところに特徴を見出すことができます」(木下城康氏)…。この「ストーリー」がデムパ系なんですね、分かります。

【書評のようなもの】藤田庄市『カルト宗教事件の深層』

 2015年、あべぴょん記念宗教の統一教会(統一協会)は、家庭連合に名称変更しぐさをしている。「2015年8月26日に文化庁が『世界平和統一家庭連合』(家庭連合)への名称変更を認証したのである。同教団の公式サイトの『幸せ写真館』には幸せそうな夫婦や家族の写真がこれでもかと出てくる」(p.169)。これは八木秀次氏の“思う壺”である。この名称変更しぐさには、政治家(シモムーラ)が関わっているようだ。「日本の政界に影響力がある宗教団体は創価学会の次が統一教会。日刊紙(筆者注―『世界日報』を指す)を持っているし、海外にもメディアを持っている」(p.171)と統一教会幹部が発言したといわれる。「認証時、文化庁を統轄する文部科学省の大臣は下村博文代議士だった。下村は安倍晋三首相の側近であり」…「その下村氏、世界日報社の月刊誌『ビューポイント』に2012年から約2年半の間に3回にわたり、インタビュー記事に登場している」(pp.171-172)。「下村前文部科学大臣は旧称統一教会(家庭連合)と密接な関係と見てよいだろう」(p.172)。現在、右派「勢力の解明の流れの中で、日本会議は実像が明るみに引き出されてきたが、同会議とも歩を並べてきた国際勝共連合=旧称統一教会(家庭連合)の動きは社会に知られないままである」(p.173)…。
 さて、高橋…ではなくオウム真理教については、「麻原=オウムの土壌は70年代に興起し、80年代に隆盛したオカルトであり、ニューエイジであった」…「超古代史、ピラミッド、ハルマゲドン、終末、神託等々。麻原の言動からしても、彼の原型に登場したものはすべてオカルト雑誌・書籍の定番だった」(p.40)…。「1980年代~90年代前半、社会の風潮がオカルトに親和性があったとはいえ、『ムー』の情報が真実であるとは、作り手の編集者はじめ読者の多数は考えていなかったであろう。ところが少数であれ、情報を真実と思い込む一群が存在したのである」(p.47)…。「オカルト雑誌がオウムの勧誘拡大の窓口、宣伝機関になってい」(p.83)たのであり、オカルト・デムパ系出版社の責任は重い。

 

引用文献
藤田庄市(2017)『カルト宗教事件の深層 「スピリチュアル・アビュース」の論理』春秋社

【トンデモ】八木秀次「メディアの印象操作に反転攻勢できるか」(『正論』2017年9月号)

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 カタツムリ・八木秀次氏(Y染色体)は「政策の中身ではなく、『印象操作』によって政権や首相自身のイメージが大きく損なわれている」(八木 p.40)と述べている。「政策批判では安倍内閣を弱体化させることができないと判ったメディアが印象操作で政権や首相にダメージを与えようとの意図があったように見える」(同上 p.41)という八木秀次氏は、文が鮮明に統一されているように見える。
 一方、300人委員会高橋史朗氏は、東京新聞(2017年8月4日)で次のようなデムパを飛ばしている。「高橋氏は『今までの内閣は事実に基づいて言うべきことを言うことができず、事なかれ主義の対応ばかりだったが、安倍首相は違う。加計問題で本質から外れた安倍たたきが続いているが、日本を取り戻すために引き続きがんばってほしい』と力を込める」…。その「力」とは、おそらく「超越神力」のようなものである。

 

引用文献
八木秀次(2017)「メディアの印象操作に反転攻勢できるか」『正論』2017年9月号 産経新聞

【トンデモ】オウムしぐさ

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 「敗戦直後、連合国軍総司令部GHQはメディアを検閲し、完全な情報統制を行っていた。この期間に強烈な『洗脳』が行われていたことは言うまでもないことだが、これは日本を軍国主義から遠ざける方向であった」「だが、朝鮮戦争が始まり、アメリカは日本を属国として配下にする方向に方針を変える」(p.84)…「アメリカによる宣伝操作は」「映画・テレビ・ラジオを通じて、この90年代後半にさしかかった日本を、今まさに屈服させようとしているのである!」(p.85)。な、なんだってー!! 「『欧米では~~』の大号令に押されて、日本人は次第に働かなくなった。週休二日、フレックス・タイム、『時短』の嵐……」「現在、20代のサラリーマンは、残業なんかする気もない、適当に働いて適当にカネをもらって、余暇やレジャーに専念するのが一般的だという」「日本が戦後発展し得たのは、一つには『勤勉』『真面目』という要素があったことは否定できまい。だが、アメリカの洗脳工作によって、『マジなんてカッコ悪い』という風潮がすでに染み込んでしまっている」(p.86)…。あっ…(察し)。

 

引用文献
AUM PRES編(1995)『ヴァジラヤーナ・サッチャ no.7』オウム出版

【トンデモ】佛所護念しぐさ

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 佛所護念会教団・会長(当時、副会長)の関口慶一氏は「日本の皇室は建国以来、歴代天皇百二十五代にわたり連綿と護持されてきており、それは世界でも類を見ない歴史と伝統」…「ところが近年では、こうしたことへの国民の理解や関心が薄れてきたように思えるんですよ。教団としましてはね、皇室なくして日本の安泰はないと考えています」(p.256)と述べている…。世界日報のカタツムリY染色体(八木秀次氏)のことですね、分かります。「会費は一ヵ月一世帯につき三百円」(p.257)。三百…!? ま、まさか、三百人委員会(高橋史朗氏)!! 「皇室を敬い日本の歴史や伝統を大切にする安倍総理が政権復帰されたのは、日本が正常に戻る千載一遇のチャンス」…「安倍総理が『まず国家、国益』を大切にする姿勢は、この日蓮大聖人の精神にも通じるものを感じます」(p.259)…。あっ…(察し)。
 「日本人は古来、家庭における子どもの躾や教育を重視して実践し」(同上)とか「戦後の教育によって、他者や社会よりも自分、個人を優先する利己主義が増長し」「この結果、社会の中での家族間、世代間のつながりが薄れて」(p.260)とか言ってるけど、躾とか家庭教育が広まったのは、むしろ戦後。
 ところで椎名林檎のデムパソング「NIPPON」って歌詞に「祝福している」とか「財産をさあ使うとき」とか「一層、鮮明に」とか…。ま、まさか、壺は三百万円…(・_・;)

 

引用文献
関口慶一(2014)「仏教者、日本人として靖國の英霊を奉賛 日蓮聖人も『まず國家を祈るべし』」『大解剖「靖國神社」 あなたは泣かずに読み切れますか? ―平和を祈り、家族を思い合う清らな空間― (別冊正論22)』産経新聞