【トンデモ】高橋史朗「日本発のSDGs・ウェルビーイング教育についての一考察(3)」

 アジアに偉大なる指導者現る。その名は高橋史朗…!
 高橋尊師は「日本中の子供たちが全国各地で活動している『師匠』たちと出会い、学ぶことによって、地域の大人と子供の絆、結びつきを深め、高める『21世紀型武者修行』の仕組みづくりが必要である」(p.176)としている。修行経験がない男、師匠と出会ってない男。俺、ガチで危機感持ったほうがいいと思う。ガチで危機感持ったほうがいい。それこそがお前がどうあがいてもウヨれない理由だと思う。
 そして高橋尊師は次のように述べている。「『和』は文学においても重視され、日本の伝統文化の核である『和歌』は、文字通り『和する歌』であった。誰かに歌いかけられたら、それに『和する(応える)』ことが求められた」…「私が提唱して全国に広がった『親守詩』も、子供が作った上の句に『和する』下の句を親が作るという、『和歌の伝統の創造的再発見』による現代的試みに他ならない」…「昔の日本人の生き方を学び直し、『和』の精神に立ち返ることによって、日本型ウェルビーイングを取り戻す必要があるのではないか」(p.178)。「和民」の精神をトリモロス!
 「アメリカの真似ではない『和算』がモノマネAIを陳腐化させ、AIから日本が世界を数学のチカラで救うことになるという」…「フィリップ・コトラー氏の『1億人世界のマーケッターシンポジウム』でも、マルクスの誤りを和算によって完全に論破した『Mitsuyoshiの式』が紹介された」(p.180)とか「宇宙万物の理論『Theory of Everything』」(p.188)とか「『ウェルビーイングの数式が完成した』として送ってこられた『人類史と四則和算』と題する約300頁に及ぶパワポ資料」(p.189)とかは見なかったことにしよう。そっ閉じ。

 

引用文献
高橋史朗(2024)「日本発のSDGsウェルビーイング教育についての一考察(3) 日本型ウェルビーイングと道徳を中心に」『歴史認識問題研究』第14号 歴史認識問題研究会

【トンデモ】国情院よしこ「議論を交わすのも、広い意味で『戦う』」(『Hanada』2024年4月号)

 美しいエバ国家ニッポソをトリモロそうとする国情院よしこは「1月19日、私が投稿したX(旧ツイッター)のポストが話題になりました」…「学生がどう変わったかを述べただけで、『若者よ、国のために戦え』などと言っていません」(p.36)と主張している。学生が原理研に入ってどう変わったか述べたかったのだろう。
 そして国情院よしこはメッコールを飲みながら次のように述べている。「『戦う』と一言で言っても、さまざまな戦い方があります。われわれ言論人が、言論の場で議論を交わすのも、広い意味で『戦う』に入るでしょう」(p.38)。これが国情院の"戦い"の実例です。
 「GHQ占領政策が見事に成功し、日教組の影響も加わり、一国平和主義的な日本人が増えてしまった」(p.43)…。そっ閉じ。

 

引用文献
櫻井よしこ織田邦男(2024)「祖国のために戦いますか」『Hanada』2024年4月号 飛鳥新社

【トンデモ】幕屋しぐさ

 キリストの幕屋は「敗戦50年目を境として歴史認識に目覚め、日本精神の回復と日本の救いのために祈りと取り組みが始まる」(p.1)としている。1995年11月19日、「渡部昇一氏の講演会『東京裁判史観』」…「戦後50年間日本を覆っている暗黒史観、自虐史観の教育。この元凶こそ東京裁判だと語る」(p.73)…。これが"敗戦国の末路"の実例です。
 1996年12月22日、「藤岡信勝東大教授(自由主義史観研究会)による『近現代史教育の改革』についての講演会」(p.82)、1997年2月には「新しい歴史教科書をつくる会』に幕屋有志の入会が始まる」(p.84)…。1997年8月24日、「『新しい歴史教科書をつくる会』の西尾幹二会長の講演会」…「この会に賛同する幕屋人2500余名が入会する」(p.88)。1997年10月より某氏が「新しい歴史教科書をつくる会』の組織委員として事務局に勤める」(p.90)。1998年6月7日、「『新しい歴史教科書をつくる会』シンポジウム」…「幕屋から800名が参加」(p.95)。1998年11月1日、「『西尾幹二の4時間独り語り』に参加」…「『国民の歴史』パイロット版の構想に感動する」(p.98)…。そっ閉じ。

 

引用文献
年譜刊行委員会編(1998)『原始福音エクレシア年譜Ⅱ』キリスト聖書塾

【トンデモ】文化共産主義

 アジアに偉大なる指導者現る。その名は高橋史朗…!
 「性的マイノリティの権利を擁護し、性的マイノリティについての正しい知識を教育の場で学べるようにしようとする運動について、それは①『文化共産主義(新しいマルクス主義)』の策謀であり、②そのねらいは性秩序や家族制度を破壊することだ、という主張がネット上や保守系雑誌などでなされることがあ」(pp.75-76)るという。とんでもねぇ話だなぁこれぇ!?
 麻原…じゃない「高橋氏らは、ガブリエル・クビー著『グローバル性革命』(邦訳未刊行)などを根拠に、ジェンダーセクシュアリティをめぐる革新的な政策や運動」「全般を、『文化共産主義』に由来するものと断じ」(p.76)る。定説です。そうだからです。それはガブリエル・クビーの勝手なんですよ。
 その高橋は2023年、できない理由を考えるのではなく「『認知症』になったといううわさが周囲に一気に広がった」…「こんなにうわさが広がっているのかと私自身が驚いた」(https://note.com/takahashi_shiro1/n/n8b4eb18c56ce 検索日:2024年1月8日)と述べている。いわばまさにうわさは「文化共産主義」の陰謀であります。そっ閉じ。

 

引用文献
能川元一(2023)「Q22 LGBTQは『文化共産主義』で、社会の『性秩序を崩壊させる』思想なのでしょうか?」浅井春夫他編『Q&A 多様な性・トランスジェンダー・包括的性教育 バッシングに立ちむかう74問』大月書店 

【トンデモ】杉田水脈「私を潰そうとしている人たちの正体」(『Hanada』2024年1月号)

 香ばしい反日政治家の杉田水脈は次のように述べている。「私がTwitterなどで、フェミニズム研究について反日』『国益に反する研究をしている』と投稿」…「実はこの裁判でポイントになるのは、私が『反日の研究に税金が使われているのはおかしい』といった発言が主眼だったのですが、これが問題にされなかったことです。すなわち、『反日研究』といった表現が言論の自由の範疇内と認められた」…「これは今後の保守言論人にとっては大きなポイント」(p.110)…。非常にしつこい中において高橋史朗八木秀次はモラロ大学で反日研究をしており、いわばまさに"敗戦国の末路"なのであります。
 「政治家では、私以外にこの『日本を貶める活動をしている日本人の問題』を理解し、行動していたのは、安倍総理だけでした」(p.111)。文が鮮明に統一された美しい反日政治家あべぴょんはエバ国家日本を貶める高橋史朗八木秀次の問題を理解していたようだ。そっ閉じ。

 

引用文献
杉田水脈(2023)「私を潰そうとしている人たちの正体」『Hanada』2024年1月号 飛鳥新社

【トンデモ】西岡力「安倍さんと教団は近くないんですよね」(『正論』2023年12月号)

 モラロで売壺奴の西岡力メッコールを飲みながら「私は恐怖すら覚えました。そもそも旧統一協会が解散されなければならない事情がいつ生まれたのか、が不可解です」(pp.35-36)…「安倍さんを暗殺した者の親が、どうも旧統一協会の信者だったらしく」…「ただ、これは本人が出てきて記者会見で明らかにした話ではなく、奈良県警が一方的にリークした話があっという間にマスコミで広がったものです」…「安倍さんが教団に近いと暗殺者が認識したことも腑に落ちない」…「安倍さんと教団は近くないんですよね」(p.36)と述べている。
 さらに西岡力は「反安倍の人たちが、旧統一協会と安倍さんは近い、暗殺者の行動に一理あるという方向に持っていこうとしています」(p.38)…「朝日新聞を見ると」「一方的に2009年のコンプライアンス宣言後も被害の訴えが続いていると弁護士グループの主張ばかり取り上げています。こうした取り上げ方も公平性が欠けます」(p.43)…。そっ閉じ。

 

引用文献
中川晴久・西岡力(2023)「政府のやり方がなぜ問題なのか」『正論』2023年12月号 産経新聞

【トンデモ】徳永信一「旧統一教会解散請求問題の核心」(『Hanada』2023年11月号)

 「解散命令請求は、政府によって教団が『反社会的集団』であると認定されたことを意味する」(p.94)。そうなれば神側だった「自民党を含む保守陣営は政府に同調し、マスコミの無責任なコメンテーターはますます増長するだろう」…「これまで、かろうじて教団を擁護してきた正義漢も、その多くはイエスが捕縛されたあとのペテロとなり沈黙を強いられるだろう」(同上)。一方、八木秀次は「関係ないですよ!」と言って逃げてしまった。私はやってない、潔白だ~♪
 非常にしつこい中において「安倍元総理はお金にきれいな政治家として知られているが」(p.98)…。えっ。「唯物論と悪魔的な世界観に基づく共産主義と戦い、そのために政治にコミットすることを要請する教団の教義に照らし、自民党をはじめとする保守政党との連携は教団活動の存続のうえで不可欠なはずである」…「LGBT法の背後にある文化マルクス主義に変容した共産主義という21世紀の『妖怪』と戦う旧統一教会の姿勢は、今後の保守の運動にとってますます重要になるだろう」(p.100)…。そっ閉じ。

 

引用文献
徳永信一(2023)「旧統一教会解散請求問題の核心」『Hanada』2023年11月号 飛鳥新社