【トンデモ】清水馨八郎『よみがえれ日本』

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 麻原…ではなく清水馨八郎氏は「大東亜戦争は、人類最後の最終大戦争、ハルマゲドンだったのである」…「世界史上人類解放の三つの革命があったといわれる。それは、『産業革命』と『フランス革命』と『大東亜戦争』である」(清水 p.221)とデムパを飛ばしていた。「小堀教授は『日米戦争目的達成度対比』という論文の中で」「米国の負け、日本の勝ちを実証しておられる。日本は負けて勝っていたのである」(同上 p.223)…。えっ。「日本は負けて勝っていたのだ。昭和天皇の昭和時代とは日本民族が最も活躍した和の国日本が勝った『勝和』時代だったのである」(同上 p.226)…。つまり「勝共」のようなものである。「トインビーの歴史研究によれば、文明や国家の滅亡は」(同上 p.213)…。「文明」とは「文鮮明」のようなものである。「戦後生まれの日本の青少年ほど不幸な星の下に生まれた世代はありません。自分を生んでくれた母なる国日本に自信と誇りをもてないからです」…「この不幸から脱出して、普通の国になるためには」…「何もかも日本が悪いと言う、勝者の一方的東京裁判史観の巧妙な洗脳、虚妄なダマシに目覚めればよいのです」(同上 p.4)…。あっ…(察し)。
 なお、苫米地英人氏は「戦後占領下の日本で、GHQWGIP(War Guilt Information Program)を徹底的に推し進め」(苫米地 p.13)…。そっ閉じ。

 

引用文献
清水馨八郎(1997)『よみがえれ日本 日本再発見 日本の文化と歴史を正しく知ろう 祖国日本に自信と誇りを』日本精神修養会
苫米地英人(2008)『洗脳支配 日本人に富を貢がせるマインドコントロールのすべて』ビジネス社