【トンデモ】GHQ陰謀論

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 「少子高齢化のような、現代の日本社会が直面している問題をGHQが主導した戦後改革に起因するものと考える右派の論調は、しばしば『GHQ陰謀論』とでも言うべきかたちをとり」(p.38)、「右派の論者の中でも代表的なGHQ陰謀論者は高橋史朗氏」(p.39)…。あっ…(察し)。エバ国家日本会議・親学推進統一協会メッコール高橋史朗氏は、2015年4月25日に「世界戦略総合研究所」で講演。2018年3月25日には「アジアと日本の平和と安全を守る山梨県フォーラム」などが主催する講演会で文が鮮明に統一されたデムパを飛ばしていた。

 

引用文献
能川元一(2018)「右派はなぜ24条改憲を狙うのか? 『家族』論から読み解く」中里見博他 『右派はなぜ家族に介入したがるのか 憲法24条と9条』大月書店

【トンデモ】山本七平しぐさ

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 「知識人」(鮮明な雑誌『知識』に登場する人)の山本七平氏は「中曽根氏が推し進めている『教育改革』のブレーン(相談役)の一人である」(p.287)。「このような人(ちかごろ似たような人がほかにも大勢マスコミを賑わしている)が気のきいた『知識人』として歓迎されている間に、日本の国が取り返しのつかない方へ持って行かれてしまうことを恐れる」…「ファシズムは、似而非学者・文化人の言論の横行に支えられてやって来る」(p.5)。『日本人とユダヤ人』(トンデモ本)は、文が鮮明に統一された「新手の、国粋主義軍国主義へのすすめ」(p.14)。「一冊の冒頭からしてすでに日本人の多数に当てはまらない『日本人』論とは、いったい何であろうか。本書を少しでもほめたことのある学者・文化人は、もうこれだけでみずからの不明を恥じるべきである」(p.17)。「この本は『フィクション』ではなく『評論』として世間に通用し、『学者』までが引用している」…「この本は、作り話の上に成り立っている」…「本書の学術的価値はゼロどころかマイナス」(p.23)。「七平氏は、同じ本の中でさえ平気で相反することを言えるのだから、別の本ともなれば、どんなことを言っていても、驚く方がおかしいのかも知れない」(p.47)。「日本人は『九十日』つまり三ヵ月ごとの季節の移り変わり(四季)に合わせて生活の仕方を変えるから、世界でもまれな忙しい民族なのだそうで」…「ビバルディ(ヴィヴァルディ)の『四季』はどこの国の作品だったかしらん」(p.48)…。「七平さんが講師に招かれる『勝共連合」(p.82)。「『ルシファー』を『反逆天使・魔王・サタン』」…「こんな解釈を今でもヘブル語のイザヤ書に当てはめるのは、七平さんと、それから七平さんが応援している『統一協会』、『勝共連合』の経典『原理講論』だけである」(p.105)…。そっ閉じ。

 

引用文献
浅見定雄 (1986)『にせユダヤ人と日本人』朝日新聞社

【トンデモ】正寿しぐさ②

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 『原理講論』で「全編を通じて強調されていることは、文鮮明こそが“現代の救世主”であることを巧みに暗示していることと、徹底した反共思想=勝共主義で貫かれている点」(佐藤 p.176)である。そして、「教科書『偏向』攻撃キャンペーンでも、勝共連合は“仕掛人”として暗躍している」(同上 p.181)。「『疑問だらけの中学教科書』は、80年12月12日から3日間開かれた世界平和教授アカデミーの研究会に提出されたものをベースにしている。これが自民党三塚博議員らの手にわたり、彼等の教科書攻撃のタネ本になったのである」(同上 p.182)。「世界平和教授アカデミーは、76年から79年にかけて『NG研究』(ナショナル・ゴール研究)を行った」…「まとめられた報告書では、国防力の強化、日米韓台軍事体制の確立などとともに、教育勅語への復帰、教育基本法の改廃、国防教育の必要性などが強調されており、教科書の『偏向是正』が強く唱われている。勝共連合の教科書批判はこのNG研究の実現へ向けた運動への第一歩である」(同上)。教科書「偏向」攻撃は文が鮮明。
 松下正寿氏は「世界平和教授アカデミー会長、日本を守る国民会議発起人」…「勝共連合紙『思想新聞』(83年10月11日)に《東条被告の副弁護人として歴史の生き証人が語る》というふれこみで、『東京裁判と戦後思潮』と題して、戦犯弁護と戦争責任の免罪を説く」(青木 p.182)…。これが“東條英機を守る会”の実例です。谷沢永一氏は「同アカデミー会員。アカデミー第三回学際研究会議(81年12月)で《進歩的知識人による言論支配》《戦後教科書の偏向ぶり》《日教組偏向教育》などを糾弾」(同上 p.171)…。名越二荒之助氏は「国際勝共連合の演説資料集に教科書問題について書くなど、その教科書攻撃ブレーン」(同上 p.106)…。山本七平氏は「国際勝共連合世界平和教授アカデミーの有力メンバーであり、同アカデミー機関誌『知識』(22号)に《歴史記述の基準》とよぶ文明史観などを書くとともに、同アカデミー学際研究会議やナショナル・ゴール[国家目標]研究プロジェクトに参加」(同上 p.69)…。文明史観(文鮮明史観)は文が鮮明。
 1975年11月、「『世界日報』なる新聞が、発行一週年記念として、『日本をどう救うか』という論文を募集している」…「一見、愛国団体であるかのごとき擬装をしてやってきている。そして、その当選発表も『サンケイ新聞紙上』ときている」(荒井 p.106)…。産経新聞(世界日報のようなもの)は文が鮮明。

 

引用文献
佐藤達也(1981)「ファシズムの尖兵・勝共連合」市民の手で日韓ゆ着をただす調査運動編『日韓関係を撃つ 玄海灘をこえる民衆連帯のために』社会評論社
青木慧 (1984)『タカ派知識人 組織と人脈500人』汐文社
荒井荒雄 (1987)『悪魔があやつる“スパイ防止法”と霊感商法』青村出版社

【トンデモ】ケント・ギルバート『いよいよ歴史戦のカラクリを発信する日本人』

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 「戦後、GHQ(連合国軍総司令部)がWGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)を通じて、日本人に『自虐史観』と『東京裁判史観』を効率よく刷り込んだ」(p.2)とか「戦後の思想状況を一言で表すと、『GHQが残した負の遺産を左翼が徹底的に利用して、日本人を洗脳してきた』ということ」(p.21)とか「共産主義者らの陰謀にはまって、多くの日本人が先の戦争で命を落としました」(p.67)とか「コミンテルンの連中が考え出した『日本人弱体化』」(p.217)とか言っちゃう危ないケント・ギルバート氏は、2016年3月28日、統一協会系の世界戦略総合研究所で講演しちゃった。「日本人は、とにかくお人好しで騙されやすいのが最大の弱点です」(p.4)。騙されやすいエバは、善悪を知る木の実を蛇にそそのかされて食べてしまう。蛇は堕天使ルーシェル(ケント・ギ・ルーシェル)であり、エバは堕落しぐさ。
 2015年8月、非常にしつこい中において統一協会は、世界平和統一家庭連合に名称変更しぐさ。「『平和』という言葉ほど悪用され、手垢にまみれた言葉はありません」(p.39)。「日本平和学研究所の代表理事である小川榮太郎氏」(p.137)。「美しくて麗しい言葉を並べるだけの人間に、ロクなヤツはいません。そういう人間のほうが、普通の人々よりはるかに薄汚い本性を隠している場合が多々あります」(pp.39-40)。あっ…(察し)。「日本人は礼儀正しくて人が好いので、『あなたは嘘をついている』と、面と向かっては絶対に言いません」(p.68)などと述べる嘘つきケント・ギルバート氏が「私は嘘つきである」と言ったときにパラドックスしぐさ。
 「戦前から日本には、コミンテルンのスパイもたくさんいました。そのなかでもとくに怪しいとされているのが、大本営参謀の瀬島龍三氏」(p.89)とのことで「日本を守る国民会議」は【禁則事項】しぐさ。「これまでに何度か、日本でも『スパイ防止法』を制定しようという動きがありました」(p.121)。「『スパイ防止法』は絶対に必要です」(p.122)。「世界日報」(1979年2月25日)によるとスパイ防止法制定促進国民会議の呼びかけ人に木内信胤氏、朝比奈宗源氏(「日本を守る会」を結成した人物)など、発起人に松下正寿氏、久保木修己氏などで文が鮮明。

 

引用文献
ケント・ギルバート(2016)『いよいよ歴史戦のカラクリを発信する日本人』PHP研究所

【トンデモ】阿部正寿『新堕落性の構造』

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 「マスコミは私たちの日常生活に欠かすことのできない情報源ではありますが、同時に副作用も多く、問題があります。その副作用とは、誤った偏向報道のことです」(p.189)。「特にテレビの朝のワイドショーなるものは、国民総白痴化に拍車をかける愚劣極まる番組であり、政府は強力にこれを規制すべきであると思います。特に問題なのは、テレビでは出演者は言いたい放題で、現在の日本ではこれを規制する者がだれもいないという現実です」(p.190)。「統一教会問題専門家を自称する人物が毎回登場して、知ったかぶりのトンチンカンな解説を付け加えています」…「このようなマスコミの被害に遭った方々は」「断固として立ち上がって、マスコミに正義の鉄槌を下すべきだと思います」(p.191)。「神が人間を創造したとき『善悪を知る木の実を取って食べてはいけない』と命ぜられました。ところが蛇(天使長)はエバに『取って食べても死にませんよ』とだまして、堕落させました」…「今日のマスコミは、社会を覆う巨大な蛇です」(p.192)…「マスコミの正体は、まさしく堕落した天使長なのです」(p.194)。「堕落の天使長たるマスコミは、自らの非を決して認めません。自ら悔い改めないとするならば、力で屈伏させる以外に方法はありません」(p.195)。そっ閉じ。

 

引用文献
阿部正寿(1996)『新堕落性の構造 こう解ける!人生問題』光言社

【トンデモ】一線を画…隠さない壺橋偽史朗

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 2018年3月25日、エバ国家日本会議の壺橋偽史朗氏は、家庭連合(旧統一協会)系の「アジアと日本の平和と安全を守る山梨県フォーラム」などが主催する講演会でウォー・ギルト・ビデオセンター・メッコールの洗脳の話をしちゃった。かつては「筆者はいずれの誘いも断り、明確に一線を画している」(高橋 p.163)と述べ、私はやってない~♪潔白だ~♪と主張していたが、やはり一線を画し(隠し)ておらず、世界日報(2011年2月7日)に親学講演会が載ってたり、勝~共~♪勝~共~♪勝共勝共 勝~共~♪浅はか勝共~♪な壺しぐさが鮮明。
 「文鮮明師ほど、反共産主義の闘士として世界的に有名な人物はいない」(高坂 p.178)…「われわれは、近いうちに、好むと好まざるとにかかわらず、ノストラダムスの予言の真相、日本沈没の有無、そして、文鮮明師が救世主であるか否か――を間違いなく体験できるだろう」(同上 p.189)…。「アインシュタインが1922年に来日したとき」…「世界の文化はアジアにはじまって アジアに帰る それはアジアの高峰 日本に立ち戻らねばならない 我々は神に感謝する 我々に日本という 尊い国を 作ってくれたことを――」(高坂・佐藤 pp.68-69)。そっ閉じ。

 

引用文献
高橋史朗(1994)『間違いだらけの急進的性教育 エイズ・性をどう教えるか』黎明書房
高坂満津留(1994)『ついに解明された1999年』光言社
高坂満津留・佐藤昌樹(1995)『大予言が証す救世主 奇跡の1999年』光言社

【書評のようなもの】西田公昭『「信じるこころ」の科学』

 「A教団はキリスト教の一派と名乗る新興宗教であり、『真の父』と呼んで教祖を絶対的に崇拝してい」(p.98)る。勧誘の際、「彼らは最初にはとても親切でやさしい人を装い」(p.99)、断りにくい状況をつくる。「入信過程の入り口である『ビデオセンター』と称するところに通って学習することにした動機の項目に因子分析」(p.101)しぐさで「その結果は、自己高揚動機と認知動機の高いことを示し」(p.103)た。自己高揚動機は“人生の目的や使命が分かると思ったから”“生きがいが見つかると思ったから”などで、認知動機は“面白そうな、ためになる内容のような気がしたから”“世の中の出来事や歴史や未来が分かると思ったから”といったものであり、宗教教義を学びたいという動機ではない。「A教団の伝道は、驚くことに宗教的な動機をもたない者をも入信させる技術をもっている」…「その本質は徹底した好意と誠意の呈示と目的のカムフラージュで」(p.106)あるといえる。ビデオセンターに出向いた理由の因子分析しぐさでも「一般教養が身につくといった期待性が高く、宗教へ入信しようという理由ではなかった」(p.108)のである。入信決定までいってしまった信者は「知ってしまった以上、この道しかない」(p.128)。あっ…(察し)。「A教団の内部では、集団外の人では理解しない特殊な言葉があり、『摂理』『アダム・エバ』『アベル・カイン』」(p.168)…。そっ閉じ。

 

引用文献
西田公昭(1998)『「信じるこころ」の科学 マインド・コントロールとビリーフ・システムの社会心理学サイエンス社