【トンデモ】高橋史朗『戦後教育改革半世紀』

 歩く"敗戦国の末路"の高橋史朗は次のようなデムパを飛ばしている。「WGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)――日本人に戦争犯罪の意識を刷り込む情報宣伝計画――については、平成7年に拙著『検証・戦後教育』(モラロジー研究所)、平成9年に『歴史教育はこれでよいのか』(東洋経済新報社)、『歴史の喪失』(総合法令出版)の3冊の著書で紹介した」(p.23)。関野通夫のトンデモ本『日本人を狂わせた洗脳工作』について高橋史朗は「同書が注目を集めたため、関野氏がWGIPの原文書を発見したという誤解が広がったが、そうではないことを明らかにしておきたい。WGIPの原文書に基づく実証的研究は、30年以上前に拙著で発表していたのである」(p.24)。
 「WGIPは決して過去の遺物ではないことを肝に銘じたい。というのは、それを原因とする影響が、特に『歴史戦』において今日にも及んでいるからである」(p.41)…「徹底的に情報を操作したWGIPによる『閉ざされた言語空間』の影響が、戦後のマスコミ界に深刻な影響を及ぼした」(p.42)…。その「閉ざされた言語空間」の中においてWGIPに洗脳された高橋史朗は"バランス"をとって「戦前の一時期」「寛容の伝統を持つ神道は非寛容の『国家神道』へと歪み」「全体主義、排外主義、独善主義、画一主義に陥った」(p.59)などと戦前を批判する。高橋らの集団は「戦前回帰」とは異なるトンデモなデムパ国家を目指している。
 「親学の活動は挫折したが、今でも親学に関心を持ってくれる人や、親学アドバイザーとして学校及び地域と連携して精力的に活動している人がいることも確かである」「『高橋史朗塾』の活動と共に、有志と協力し、これまでの親学の理念を継承し、他者と共に変容する『実践』として深化させた『親としての学び・親になるための学び親道推進協会』の立ち上げを構想している」(p.249)。そっ閉じ。

 

引用文献
高橋史朗(2025)『戦後教育改革半世紀 世界をリードする日本へ』明成社