【トンデモ】八木秀次の少子化論(『正論』2022年11月号)

 統一協会とは"関係ないですよ"という設定にしている八木秀次は「少子化の原因ははっきりしている」「子供を産む前提の結婚が減っているのだ」(p.296)と述べ「背景には、共同体を解体し、そこから『個人』として解放されることを良き価値としてきた近代社会の理念が家族形成の領域にも及んでしまったことがある。過去からの命が繋がって現在の我々があり、その命を後世にも伝えていこうとの無意識の意欲が低下している。価値観の転換も必要だ」(p.297)…。合同結婚式ですね、わかります。
 一方、かつて統一協会とは"一線を画し(隠し)ている"設定にしていた高橋史朗モラロジー道徳教育財団の『道徳サロン』で「統一教会批判に便乗し政争に利用するマスコミ報道や政治家の発言を事実に基づいて客観的に検証する必要がある」(https://www.moralogy.jp/salon221013-02/ 検索日:2022年10月14日)としている。神側の高橋史朗は、サタン側の「マスコミ報道や政治家の発言」の検証を求めているのである。ウギップ!

 

引用文献
八木秀次(2022)「少子化進行で日本は15年後には『死ぬ』」『正論』2022年11月号 産経新聞