【トンデモ】山本健造『大東亜戦争は正当防衛であった』(名越史観)

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 「占領軍は『ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム』(戦争についての罪悪感を日本人の心に植えつけるための宣伝計画)を徹底して行いました」(p.1)。「日本国民一億総懺悔をし、徹底して洗脳されてしまったのです」(p.3)。「現行憲法は、日本の内部崩壊をもくろんで、米国が作ったもの」(p.5)。「マインドコントロールされた国民は平和憲法と賛美しています」(p.91)。「アムステルダム市長サンティン氏」(p.56)。アインシュタインが「世界の文化はアジアに始まってアジアに帰る」「それはアジアの高峰、日本に立ち戻らねばならない、吾々は神に感謝する」「日本という尊い国を作って置いてくれたことを…」(p.182)。
 「私も年金を戴いていますが、若い時働いたのだから当然ではないのです。国家がしっかり安定しているからなのです」(pp.111-112)。「私達は国家に心から感謝して、一国民として国を立派にしてゆく努力をせねばならないのです」(p.112)。「早く占領マインドコントロールから醒めねば国を危うくします」(p.113)。
 「日本を復興させたのは教育勅語で鍛えられた道徳性高い人々です」(p.130)。教育勅語を「このまま棄て去れば、日本人が日本人らしさを棄て去ることであり、恐ろしい無道徳犯罪国家へと堕落してピストル犯罪国家になることは間違いありません」(pp.130-131)。
 そっ閉じ。

 

引用文献
山本健造(1994)『大東亜戦争は正当防衛であった』飛騨福来心理学研究所