【トンデモ】八木秀次「『反アベ』の狂気 ここに極まれり」(『正論』2022年10月号)

 あべぴょん暗殺事件以降、「安倍氏自民党安倍派、自民党全体が旧統一教会と『ズブズブの関係』、自民党が旧統一教会に支配されているというイメージが作り出されている」(p.33)という。「閣僚や副大臣政務官自民党役員などと旧統一教会との『接点』がSNSやメディアで取り沙汰され、ダーティーなイメージが創られている。岸田文雄政権は『関係を断つ』とまで宣言する異常事態だ」(同上)…。「ズブズブの関係」と言われたくないなら八木秀次と「関係を断つ」べきだろう。
 八木秀次は「統一教会本体とは過去も現在も付き合いはないが、関連団体からの教育や家族法制などに関する講演やシンポジウムへの出講の依頼には応えてきた。共産主義や文化マルクス主義への警戒心を共有できたからだ」(p.34)…。どう見てもアウトです。本当にありがとうございました。 
 2022年7月28日、自民党の「性的マイノリティに関する特命委員会」の会合で講演をした八木秀次は記者に取り囲まれ「取材はしつこく、最後に『統一教会の会員ですか?』と聞かれた。『関係ないです』と答えた」(同上)。私はやってない、潔白だ~。関係ないですよ!
 統一協会の回し者の八木秀次はツボッターをチェックしており、「この期に及んで旧統一教会の回し者の八木が自民党で講演する。旧統一教会と一体だと開き直っているのかなどとツイッター上に投稿されていた」(p.35)と述べている。ツボッターを覗くとき、八木秀次もまたこちらを覗いているのだ。

 

引用文献
八木秀次(2022)「『反アベ』の狂気 ここに極まれり」『正論』2022年10月号 産経新聞

【トンデモ】八木秀次「日本の救世主か 松陰の生まれ変わりか」(『正論』2022年9月号)

 ムジョッコン♪ムジョッコニア~♪
 世界日報社…ではなく産経新聞社のデムパ系雑誌『正論』2022年9月号の中において非常にしつこい八木秀次メッコールを一気飲みしながら「私も多くの宗教団体と付き合いがあるが、統一教会とは直接の関係はない。関連の政治団体の講演依頼などに応じることはある」(pp.64-65)と述べている。関係ないですよ!
 久保木修己…じゃない、誰だっけ。えっと…八木秀次のせいで「安倍氏は強固な男系継承維持の考えになった」(p.67)。Y染色体の「Y」は八木秀次のことであり、あべぴょんが天皇について何も考えていなかったことがよく分かる。こんな格好までしてね!
 天皇生前退位について「政府は一代限りの例外として退位を実現した。安倍氏は側近に『八木さんは原理主義的でいいねえ』と評価してくれていた」(同上)。統一原理的でいいねえ!
 「吉田松陰の生まれ変わりだったのかも知れない」(p.71)あべぴょんはドラマ『第5共和国』の世界に転生して朴正煕になっていた。できない理由を考えるのではなく!

 

引用文献
八木秀次(2022)「日本の救世主か 松陰の生まれ変わりか」『正論』2022年9月号 産経新聞

【書評のようなもの】日隈威徳『現代宗教論』

 高橋偽史朗らが主張する"ウギップ"の効果などなくエバ国家ニッポソでは「50年代の逆コースの波に乗って、60年代にはいると国家神道の復活運動が公然とあらわれてきたが、その主軸は、神社本庁と一部の右翼的な宗教団体である」(p.77)。「生長の家を先頭に、右翼的宗教団体の政治活動が活発化しているなかで、『国際勝共連合』の反共活動が、70年代にはいって目立ってきている」(p.79)。
 1974年9月、世界平和教授アカデミーが設立された。「勝共連合(統一協会)は、さまざまな外装をこらして政界、財界、学界工作をおこなってきましたが、『世界平和教授アカデミー』も彼らの学界工作の有力な道具として設立された」「それは単に対学者工作というだけでなく、この組織を通じて学園支配をつよめる一方、学者の『権威』を利用して、自らを、さもまともな団体であるかのように世間に売りこもうとしたもので」(p.106)あった。
 1981年10月、日本会議の前身の一つである「『日本を守る国民会議』というものが結成された。これは」「国民運動の形をとって、例えば、スパイ防止法自衛隊法『改正』、靖国神社への公式参拝を要求する、そういうものを都道府県議会、市町村議会で議決させる、あるいは、町内会ごとに署名運動を行わせる。その署名に反対したり意見を言ったりするのは"アカ"だという形で、町内会レベルで運動を行う。そういった意味で、これは"下からのファシズム運動"ともよべるものだろう」…「こういったもろもろの右翼的運動のなかで」「『宗教』を看板にしている二つの運動体がある」(p.129)。勝共連合と反憲学連(生長の家)である。
 生長の家政治連合から選出された自民党の玉置和郎は1981年3月、「参議院予算委員会で、教科書問題を質問した」「そのときの質問は、玉置議員が参考人を呼び出して、その参考人に反動的意図をしゃべらせる形をとっていた。その参考人に出てきたのが名越某という人物である」(p.130)。ここで名越某は「『今の歴史教科書はけしからん』と始めた。歴史の教科書で百姓一揆やデモをとりあげている、こんなものみんななくして、水戸黄門や、忠臣蔵を教えたらどうだ、と言う」(p.131)…。歴史教科書に名越某の肛門を載せるべきであると伝えられよ!
 「国会における教科書論議の際には、筑波大のプロジェクトチームが作成した『森本レポート』なるものが論議になったが、実は、この森本を中心とする教科書のプロジェクトチームは、勝共連合とはっきり結びついている。勝共連合=統一協会世界平和教授アカデミーという謀略組織を持っているが、森本はこの重要なメンバーなのである」「教科書の問題を一つとりあげてみても、日本の右の勢力である統一協会生長の家が、ともに結びついて日本の軍国主義化をねらっていることがしめされている」(p.132)。とんでもねぇ話だなぁこれぇ!?こんなの!許されるわけねぇに!決まってんだろ!
 「宗教の衣をかぶり、謀略工作をつづける統一協会=国際勝共連合の策動を打ちやぶる運動を、広範な人たちと協力して推しすすめることが、切実に求められています」(p.126)。「なぜ、私たちは、反憲学連や勝共連合とたたかわなければならないのか。それは、平和と民主主義、人権と人間性を守るためである。そしてそのためには、理性と知性をみがかなければならないのである」(p.143)。名越某のようになってはいけないのである。

 

引用文献
日隈威徳(1983)『現代宗教論』白石書店

【書評のようなもの】日隈威徳『勝共連合』

 「国際勝共連合=統一協会というのは、一言でいって宗教(キリスト教)の衣をかぶった反共謀略団体」(p.212)である。「統一協会は、韓国で設立された当初は、ごく小さな新興宗教団体だったのが、1960年代はじめ、KCIA(韓国中央情報部)に指導され、国際的な反共謀略集団に"成長転化"した」(pp.23-24)。「治安維持法を礼賛し、日本の国防強化、核武装化を主張し、第三次世界大戦を待望する国際勝共連合=統一協会は、日本と世界の良識ある人びとにとって唾棄すべき存在である」(p.142)。とんでもねぇ話だなぁこれぇ!?
 立正佼成会の庭野会長は久保木修己らを統一協会の修練会に参加させた。しかし「『統一原理』に熱中した久保木らは、佼成会から脱会し、統一協会に入会してしまった」(p.107)。「ミイラとりがミイラになって、そこにいった連中が、統一協会に移ってしまったのである」(p.108)。「アダムとイブの話は『性の紊乱に対する神の暗示だった……私たちはそれを正していかなくてはならない』とも久保木はいう。だが、『性の紊乱』をいうならば、1955年の『梨花女子大事件』などで姦淫を利用した布教をおこなって逮捕されたのは、文鮮明自身ではなかったのか」(p.68)。
 「1980年、『世界平和教授アカデミー』の主催した会議で発表されたレポート(森本レポート)にはじまり、教科書が偏向しているということで、激しい攻撃をしかけて、国会の場をつかって問題にした。しかけたのは勝共連合のグループであり、『森本レポート』は、自民党の教科書『偏向』攻撃のタネ本とされたが、執筆者グループは福田信之筑波大学長をはじめ、国際勝共連合=統一協会の組織する『世界平和教授アカデミー』のメンバーたちであった。かれらが中心となり、『教科書正常化国民会議』というのをつくり、中曽根内閣の『教育臨調』に呼応して、教育制度もかえ、教育内容も反動化・軍国主義化の方向へどんどん強めていくために、"下からの国民運動"をおこしていこうとしている」(p.129)。
 勝共連合=統一協会は「反民主主義の集団」(p.215)である。"勝共"という「言葉をつくりだしたのは朴軍事独裁政権で、軍事クーデターの4ヵ月後の1961年9月の『再建国民運動法』のなかではじめて登場した」…「勝共』のスローガンのもとで、韓国では、全斗煥軍事独裁政権の光州大虐殺のようなファッショ政治が行われ、徹底的に民主主義が破壊されている」(p.216)。こんなの!許されるわけねぇに!決まってんだろ!

 

引用文献
日隈威徳(1984)『勝共連合新日本出版社

【書評のようなもの】『仮面のKCIA 国際勝共連合=統一協会』

 あべぴょんはドラマ『第5共和国』の世界に転生して朴正煕になっていた。「統一協会=国際勝共連合の生みの親ともいうべき前韓国大統領朴正煕は、腹心に射殺されるという皮肉な末路をたどったが、日本に"輸出"された勝共連合は、日本の反共反動勢力の庇護のもとに、いまなお謀略的な反共策動を続けている」(p.3)。
 「統一協会は朴政権およびKCIA(韓国中央情報部)に再組織され、彼らの擁護の下に組織を拡大してきた」(p.15)。「フレーザー委員会が数かずの公的資料で明らかにしたように、統一協会KCIAによって政治的道具として使われたという指摘はその通りである。彼らは組織をあげて朴政権に奉仕しその見返りに強力な庇護をうけて勢力を伸ばしてきたのだ」(p.22)。
 プエブロ号事件のとき「アメリカはさまざまな思惑から"報復行動"に出なかった。そのため朴政権はいずれはアメリカに見捨てられるのではないかという強い不安を抱いた。対米不信は日本への傾斜となった」…「朴政権の後方基地として本格的な対日工作が始動する」(同上)。統一協会=国際勝共連合は「朴政権とKCIAの汚れた対日工作の道具」(p.23)である。とんでもねぇ話だなぁこれぇ!?
 「KCIA(韓国中央情報部)から送りこまれたスパイである韓国製謀略組織の勝共連合がスパイ防止などとは笑止千万」(p.169)。「韓国のファッショ政治を日本に直輸入しようとする韓国製謀略組織の黒い策略に、こともあろうに手を貸している日本人がいる。売国的な右翼政財界人や学者などだ」(p.170)。八木秀次高橋史朗らは売国的で売壺的な御用学者である。
 「勝共幹部森下の『手帳』はさらに意外な事実を記している」「自民党の玉置和郎参院議員の名が出てくる」(p.218)。「『韓国は神、日本はサタン』とする韓国中心主義が、天皇を至上とする右翼の不興を買ってなかなか右翼陣営にくいこめないという"悩み"が勝共連合につきまとっていた」「その"悩み"を思いきったイメージチェンジで解決せよと知恵をさずけたのが玉置和郎議員だと『手帳』には記されているのである。韓国製反共組織のイメージから天皇を愛し、日本を愛しているそぶりを示すことによって日本人にくいこませようという手である」(p.219)。
 「国際勝共連合はこの玉置議員の入れ知恵をうけ入れ、天皇在位50周年式典はもとより、独自で『日本を祝う学生の祭典』なるものを76年に開く。翌77年は年初から元号法制化促進運動に大々的にとりくみ、日本の右翼陣営の一角に足がかりをつかむのである」…「玉置氏は生長の家をバックにした名うてのタカ派」(同上)。
 「生長の家は、佛所護念会勝共連合らと組んで元号法制化を実現した現在、つぎの目標に憲法改悪をめざしている」「生長の家と、勝共連合は、日本の反動化のためのもっとも緊密な"戦友"となっている」(p.231)。「勝共連合生長の家との緊密な関係は岸信介元首相の仲介による」(p.232)。「岸氏が会長をつとめる自主憲法制定国民会議(1969年発足)に、勝共連合生長の家も有力メンバーに納まり共闘している。両者は組織面でも親密な関係にある」(p.233)…。
 「CIA(米中央情報局)の秘密報告(1973年2月16日付)は、統一協会の"実力者"朴普煕について」…「はげている」(p.11)。また髪の話してる。


引用文献
赤旗」社会部(1980)『仮面のKCIA 国際勝共連合=統一協会新日本出版社

【書評のようなもの】畑田重夫・山科三郎編『国際勝共連合 その「理論」と危険なねらい』

 美しい国エバ国家日本は「戦争犯罪人が公職につき、公然と政・財界で活躍しているなどの政治的後進性がきわだっています」(p.3)。「保守反動勢力を側面から大きく支援しているものに国際勝共連合という政治的集団があります」(p.4)。
 非常にしつこい「国際勝共連合は、米・日・韓核軍事一体化がすすむ過程で、特に韓国の朴正煕・KCIAおよび日本の官憲のひ護と支援のもと、反共デマ宣伝・反共思想の普及や反共謀略的言動などを通じ、民主的大衆団体、革新自治体および革新政党への組織的干渉や妨害・攪乱工作などに狂奔しています。日本の民主主義を守り、発展させるうえで、国際勝共連合の存在とその活動は黙視することができないものとなっています」(p.5)。できない理由を考えるのではなく!
 勝共連合=統一協会の「学者グループへの浸透は、1974年につくられた『世界平和教授アカデミー』が拠点になっておこなわれています」(p.32)。「この『統一協会』にとりこまれた反共学者の会は、財界首脳や自衛隊の旧幹部とともに、米・日・韓一体の軍備増強を論じ」…「これらの朴政権や自民党内閣の御用評論家とみなされている人たちが、『文芸春秋』や『正論』『週刊文春』『週刊新潮』などをよりどころにして、右派ジャーナリズムを形成しているのです」(p.33)。とんでもねぇ話だなぁこれぇ!?

 

引用文献
畑田重夫・山科三郎編(1979)『国際勝共連合 その「理論」と危険なねらい』学習の友社

【書評のようなもの】『韓国の謀略機関 国際勝共連合=統一協会』②(エバ右翼)

 ミイラになったミイラ取りの久保木修己が「ヘンリー・O・クボキの名でアメリカにおけるKCIAの工作にも一役買っている」(p.192)ように「国際勝共連合の本質は、けっして、韓国のインチキ宗教の日本における活動組織ではなく、米CIA、KCIA、それに日本の財界と政府自民党が最高に期待している反共運動体であり、彼らの有力な下部組織である」(p.197)といえる。「国際勝共連合をこのように育成してきたのは、岸信介笹川良一に代表される、日本の戦犯人脈であった」(pp.197-198)。
 「戦中『鬼畜米英』『聖戦遂行』と勇ましく叫んでいた輩ほど、占領者に媚び、その靴の裏をなめ、新しい主人に忠勤したのである。とくに戦犯の連中は、ひたすらアメリカに忠節をちかい、生命乞いをして助命された」…「アメリカCIAが彼らを許したのは、反共につかうためだった」(p.199)。「しかし天皇制護持と統一協会は何としてもむすびつかない。文鮮明をイエスの再臨とみ、『天地の創造主たる唯一絶対』の存在とする統一協会天皇を現人神とし唯一絶対とあがめる右翼がしょせん手を結べるはずはないのだ。ここに、顔を赤らめず欲と反共のためには何でもやる無節操な戦犯右翼」(p.200)…。
 戦犯人脈は、いわばまさに「エバ右翼」なのである。エバウヨ怒りのメッコール一気飲みwww

 

引用文献
大野達三(1978)「戦犯人脈と国際勝共連合日本共産党『韓国の謀略機関 国際勝共連合=統一協会日本共産党中央委員会出版局