【トンデモ】史朗のようなもの

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 「1991年10月、仏陀の生まれ変わりであるといっていた麻原教祖が、突然、『私はキリストである』と宣言」(p.13)。これが“主体変容”の実例です。高橋史朗師と同様に「オウム真理教の思想の根底には、根深い反共主義があり」…「もともと麻原教祖は、世界をうごかしているのは『フリーメーソン』だと主張し」…「『フリーメーソン』をユダヤ人の秘密結社だとして、それが『共産主義』という仮面をかぶって世界を支配しようとしていた、という」(p.14)…。あっ…(察し)。
 「1992年5月に、長野県松本市で土地売買をめぐって、住民がオウムを提訴した裁判で、オウム側は、住人の反対運動を“共産主義による攻撃”とみてい」(p.15)た。「反共主義との関係で注目されることは、オウム真理教の政治進出の問題」(同上)。「政教分離の原則を破って、政教一体の活動がおこなわれるとき、その政治と宗教を癒着させる一つの契機が反共主義」…「先輩格は創価学会であり、また統一協会」(p.17)…。そっ閉じ。

 

引用文献
日隈威徳(1995)「宗教を看板にした反共・反社会的集団」 新日本出版社編集部『オウム「ハルマゲドン」の末路 理性と人間性への反逆』新日本出版社