【トンデモ】高橋史朗「30万人のロリコンファン」(サティアンしぐさ)

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 いかがわしい鮮明なビデオ・高橋史朗氏は、宮崎勤事件について「26歳の男性が自室でいかがわしいビデオの世界に浸り切っている異常さを放任し、それを見逃していた家庭の精神的絆の崩壊があったのである」(高橋 p.21)と述べている。「宮崎の自宅には約6500本のビデオテープと漫画が四方に積まれ、窓際に大型テレビと4台のビデオデッキが並び、日光は完全に遮断され、万年床の周りにはロリコン雑誌、アニメ誌、アダルトビデオ誌が二重三重に散乱し、足の踏み場もない有り様であった」(同上 p.22)。「宮崎の事件は確かに異常な事件であるが、エログロ過剰のアニメビデオやホラー映画が宮崎の心の深奥に眠っていたものを誘発したことはほぼ間違いない。宮崎事件の周辺には、大学生を中心とした30万人のロリコンファンの若者がいるといわれている」(同上 pp.22-23)。“30万人のロリコンファン”とは、おそらく300人委員会のようなものだろう。「最近、問題行動を起こす子は判で押したように『やさしい』『目立たない』『内向的で』『友達が少ない』『どちらかというと女性的な』“情性が欠如”した宮崎タイプが多くなっている」「私が言いたいことは、宮崎事件を心のつながりを喪失した現代日本の若者全体の問題としてとらえる必要があるということである」(同上 p.23)…「戦後、GHQ民政局の口頭命令によって教育勅語が強制的に排除されたことによって、絶対的な価値規範が崩壊し、今日におけるモラルの低下は」(同上 p.25)…。あっ…(察し)。
 また、300人委員会高橋史朗氏は、オウム真理教について「幹部の人たちはだいぶ目が覚めてきているようだけれども、末端の信者はなかなか気が付かない。こういうマインド・コントロールの根深さというのは、教育界にもあるんじゃないでしょうか。あるいは教育界だけではなくて、日本の社会全体がいまだにある種のマインド・コントロールに拘束されているように思われます。戦後の日本人は快適さと便利さと豊かさをひたすら追い求める、いわば『経済至上主義教』のサティアンの住人で、その中にさらに『戦後教育』という特殊なサティアンがあって、教師も子供たちもその中に囚われている」(高橋・藤岡 p.39)…。なにこの空中浮揚しそうなへんないきものは…。“いまだに”って表現は、すでに自分は何かに目覚めちゃった人みたい。ポアされそうなので、そっ閉じ。

 

引用文献
高橋史朗(1990)「青少年のモラルの低下と教育の課題」『改革者』1990年7月号 政策研究フォーラム
高橋史朗藤岡信勝(1996)「『戦後敎育』と言う名のサティアン」『改革者』1996年4月号 政策研究フォーラム