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【トンデモ】マッカーサーのマインドコントロール

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 清水馨八郎氏は、次のような強烈なデムパを飛ばしていた。「戦後日本は単に負けたからこんな非常識な国になったのではなく、マ元帥の巧妙な占領政策によって完全にマインドコントロールされてしまったからである」(清水  1996 p.47)…。「このマッカーサーのマインドコントロールの見事さは、オウムの麻原彰晃の比ではない。戦後50年も経っているのに大の日本人が未だに彼のダマシの東京裁判史観を信奉し、護憲だ謝罪だと洗脳されたままで平気でいられるからである。この点、オウム真理教に洗脳された信者を現代人は笑うことができるであろうか」(同上 p.48)。ワラタ。「マッカーサーがワシントン政府から受けた第一号命令は、日本を再び米国および連合国の脅威にならないよう、徹底的に無力化、弱体化することであった。そのために日本人の精神の底にあるあの強烈な愛国心を抹殺することと、戦争の贖罪意識を日本人の心に植えつける、戦争犯罪宣伝計画(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)」(同上 p.49)…「マッカーサーのいうところの史観はすべてアベコベであることが実証されている。無謀な大東亜侵略戦争を仕掛けたのは日本でなく米国側」(同上 p.62)…。アベコベしぐさ。
 「占領政策で日本の古来からの伝統、文化、美俗を否定され、忠君愛国、敬神崇祖、義勇奉公などの徳目はすべて死語にさせられてしまった。日本人の善悪の価値は逆転させられたのだ。家族制度は破壊され、愛国心は悪だと教え込まれた」(清水 1997 p.42)…「そのマインド・コントロールの巧妙さは、オウムの麻原教祖の比ではない。日本は戦争に負けて、更に思想戦でも完全に敗北したのである」(同上 p.43)…「戦後日本国民が戦前の原罪を刷り込まれて、その償いに生きようとする姿は、キリスト教徒の原罪と償いの人生に類似している」「戦後、“マッカーサー真理教”によって日本民族に刷り込まれた原罪信仰は強烈なものであった」「マッカーサーによる騙しの占領政策を外力による外敵とするなら、次にあげる“四人組”の騙しの洗脳が内力・内敵となって、戦後の日本を駄目にしたといえるだろう。その“四人組”とは、社共政党、進歩的文化人日教組、左翼偏向マスコミである」(同上 p.44)…。「左翼反日勢力の“四人組”(進歩的文化人、左翼マスコミ、日教組、社共政党)がマッカーサーにすりよって、この時とばかり日本叩きに狂奔した。彼らこそいわば裏切者であり、売国奴である」(清水 1998 p.73)…「一刻も早くこの戦後欺瞞体制から目覚め、原点回帰し、真に日本の大地に立てば必ず日本は甦れる」(同上 p.81)…。甦りしぐさ。
 「戦後、日本人がコロッと変わって、態度が豹変してしまう背景にはやはり進駐軍GHQによる日本民族精神の破壊工作が大きい」(清水 2006 p.31)…「精神性の崩壊は実は計画されていたのです。それが6S政策なのです」(同上 p.32)…「TVもそうですが、お茶の間の主役をいつのまにか独占し、家族の会話を奪い去り、お父さんやお母さんの話は“ウザイ”などと言わせて、子供達をTVに釘づけにさせた。(パソコン、TVゲームも、ゲーム脳をつくり、子供達の精神を狂わせている)」(同上 p.33)…。ゲーム脳キタ━━━(゚∀゚)━━━!! 「戦後になって憲法民法が改正され、欧米式の個人主義が広まりました。その結果、核家族が普通になり」…「ここに戦後の家庭崩壊と老人問題の根元があり」(清水 2009 p.20)…。もちろん日本の核家族率は1920年(大正9年)に54%で戦前から核家族が主流。
 清水馨八郎氏とか名越二荒之助氏とか高橋史朗氏とかの怪しいデムパをマンガにしちゃったキバヤシよしのり氏は「わしは『戦争論』を出して以降、歴史教科書の運動などもあって、かなり大きな保守の流れを作れたと思っていました。それが頂点を迎えたのが、安倍政権の誕生だったと思っています」(小林 p.273)などと供述している。ノストラダムス安倍晋三氏には「リアリティと理念と理論、そして国家・国民を守る確固たる信念、さらに犠牲を引き受ける者たちへの細かい配慮、全てが経験の土台があって構築されている指導者の感性」(同上 p.312)があるらしく「やはり安倍晋三、過去の総理にしてしまうのは、あまりにも惜しい。もう一度この人を総理にしたら、今度こそ戦後レジームの脱却のために、わしは全力で応援するのだが」(同上 p.313)…。『戦争論』が出た頃(インターネッツ黎明期)にネット上に沸いてきた高橋史朗氏のようなものがネット右翼であり、新聞・雑誌や講演会などにいる高橋史朗氏が右翼(宗教右翼)である。高橋史朗氏は「洗脳」に対抗する教育方法「親学」(疑似科学)を提唱したが、これを実践すると籠池泰典氏のようになる。おぞましい。

 

引用文献
清水馨八郎(1996)「マッカーサー反日的日本人の罪」『正論』1996年7月号 サンケイ新聞
清水馨八郎(1997)「謝罪を"国是"とするなかれ 偽りの戦後体制からの脱却目指して」『日本及日本人』1997年8月号 日本及日本人社
清水馨八郎(1998)「日本再建は和魂の自覚から 欺瞞に満ちた戦後体制からの覚醒が急務」『日本及日本人』 1998年7月号 J&Jコーポレーション
清水馨八郎(2006)「特別インタビュー 千葉大学名誉教授 清水馨八郎氏に聞く(下)不抜け、骨抜き人間の背中に筋金入りの柱を! 日本国は火の玉となって、国民を守り抜け! 国家は国民のために、壁になってこそ、真の国家だ!」『労働レーダー』2006年6月号 労働問題研究会議
清水馨八郎(2009)「インタビュー 『和』がもたらした日本人の長寿」『世界思想』2009年9月号 世界思想出版
小林よしのり(2010)『希望の国・日本』飛鳥新社