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【トンデモ】ヤギツムリ

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 2004年8月、「新しい歴史教科書をつくる会」(黒歴史つくる会)会長に就任した未来人ジョン・タイター八木秀次氏は「私は『天下の馬鹿者』を自任しようと思う。もし私が『利口者』なら、これだけ批判の対象になる会のトップに立ち、矢面に立つことは避けるだろう」(八木 p.8)と言っちゃってた。「会長に就任した後、ある会合で、『世の中を変えるのは馬鹿者、若者、よそ者』ということを言ってくれる人がいた。私も42歳であるから、『若者』というには無理があるが」(同上)…。このあと馬鹿者・よそ者・八木秀次氏は、藤岡信勝氏と対立しぐさ。
 「それにしても特攻隊員の遺書は何度読んでも胸を打つ。それは」「彼らが苦悩の末に辿り着いた緊張感とある種の清涼感によるものであろう」(同上 p.28)と言っちゃう八木秀次氏のいう“日本人”は「日本の歴史と伝統を担い、それを将来へと受け渡していく責務を持つとともに、一旦緩急あれば自らの生命をも投げ出して国を守る気概を持つという意味での日本人」(同上 p.213)である…。えっ。また「社会保障社会福祉は本来、国家に対する忠誠服従義務や国防の義務への対価として国家が国民の生活の面倒を見ようという性質のものである」(同上 p.217)という…。未来のディストピアの世界では、そうなのだろう。
 バフォメット・八木秀次氏は「初代・神武天皇の染色体を継承」(同上 p.70)することの重要性を説き、「私は保守主義者を自任しているが、保守主義の中心原理に『時効』(プレスクリプション)というものがある。時間の効力というほどの意味であるが、幾世代をも経て継承されてきたものは、その時々の人々の慎重な判断と取捨選択の末に残ってきたものであり、それゆえ正しい」(同上 p.71)などと述べちゃう。ならば人々に受け入れられた「人権」概念も正しいのでは…と思うけど「『人権』という概念は、もともと反国家的な概念です」(同上 p.48)とのこと…。
 さて、「日本のように小学校の頃からパソコンを触らせていると、パソコンをつくる技術者が育たなくなるという指摘があります」(同上 p.108)というのは見なかったことにして、カタツムリ・八木秀次氏は、次のように述べている。土曜日は「テレビ東京系列では朝の7時半から10時までマンガの番組を5本放送しています。子供たちはもうそれに釘付けです。子供たちは」「ゆとりを何に使っているかというとゲームとテレビ」「携帯電話、そして街をブラブラ」、「『ゆとり教育』と少年非行とは相関関係があることがだんだん明らかになっています」(同上)…。えっ。非行は減少傾向にあるので「ゆとり」と関係ないのでは…。「東京・足立区の中学では、いわゆるオカマを呼んで子供たちに体験談を聞かせています」「なぜオカマなのかというと、カタツムリだからです」(同上 p.122)、「カタツムリが理想だと言うのですから人間改造をしているとしか見えません」(同上 p.123)…。カタツムリしぐさ。「自分に子供がいないから他人様の子供はどう育てても構わないということではないかと思います。私たちはそのような無責任な人々に自分の大事な子供の教育を任せるわけにはいきません。素朴な“親心”から今日の教育のあり方を見直すときがきているようです」(同上 p.126)…。アベ批判しぐさ。「日本国民というよりも朝鮮公民としての意識を植えつけようというのが、日教組教育なのです」(同上 p.51)…。日教組批判しぐさ。
 「国家をエドマンド・バーク流にすでに死せし祖先たち、現在の我々、そしてまだ見ぬ子孫たち、これら三者による共同事業であり、過去・現在・未来の生命の縦軸を有する連続性ある存在と捉える保守主義の立場」(同上 p.164)のエドシグサ・バーカ・八木秀次氏は、「『ボランティア』『地域』『地球環境』『人権』などの典型的な左翼用語」(同上 p.166)を嫌い、秩序の「存続のために自己犠牲をも厭わないという意識や責任感」(同上 p.175)が必要だとし「その国に生まれたことを宿命として受け止め、国と運命を共にする覚悟、場合によっては国のために『死ぬ』ことすら厭わぬ『愛国心』」(同上 p.177)を取り戻そうとする。「『西側社会の一員』として『普通の国』を志向するという姿勢は今や時代遅れになろうとしている」「今日の『新・冷戦』時代に必要なのは『普通の国』を超えて」「『西側社会の一員』ではなく、“日本”という自画像を描くことである」(同上 p.260)…。未来のディストピア・日本は西側の「普通の国」を超えて、東側の「変な国」になるのだろう…。

 

 以下、替え歌しぐさ。

 

「レッツゴー!!合同結婚式」(「レッツゴー!!ライダーキック」)
迫る ジェンダー・フリーの軍団
我らを狙う アカい影
世界の平和を守るため
合! 同! 結婚!
美しい国
純潔 キャンディ!
勝共 ユナイト!
八木ヒデツグ 八木ヒデツグ
ヒデツグ ヒデツグ

 

「かつて、大和男子は、散兵線の花と散った。」(「げんし、女子は、たいようだった。」)
たいよう たいよう 染色たいよう!Oh…
たいよう たいよう 特攻たいよう!Oh…
Ahー!げんりけん
世界日報 産経新聞
文が鮮明 中身まで統一されてる…
愛国だとか保守派だとか
そんな呼称に囚われて 騙されるなら…
ねえ 壺買おう!
カタツムリにはさせない 国を救い出す
八木が次元も時空も超えて
無間地獄へ…さあ逝こう!
壁をぶっこわせ 八木と2ちゃんの間の
保守もネトウヨも どっちだって同じじゃない
教祖の声を聞いて 心の叫びのまま
産経を聖書にして 合同結婚式で結ばれようか…
八木のデムパ 純潔だった…

 

「シロウのウォーギルト」(「わぴこ元気予報」)
そこの信者さん 準備そろそろOK
それじゃ親学しましょ シロウのウォーギルト
占領期の洗脳が 言語空間 閉塞中
江戸のしぐさを取り戻し 駆けておいで
年がら年中 もうそう
「愛国」なんて ウソでしょ
なんでもいいから でんとう
なにがなんだか わからない
いつでもトンデモ 高橋史朗

 

「アレのデムパソング」(「ラムのラブソング」)
あんまり親学しないで あなたはいつでもトンデモ
ウォーギルトはもう止めてよ シロウが誰より一番
変よ 変よ 変よ… ウホッ!
変よ 変よ 変よ… あっ…(察し)
変よ 変よ 変よ… ウホッ!
変よ 変よ 変よ…
閉ざされた 言語空間
「真実」に目覚めた設定
ツッコミも あなたは知らんぷりで
今頃は 椛島 憂鬱
アッー 保守派の人って いくつもアレなのが出るのね
アッー あちこちに ばら撒いて 皆を悩ませるわ
あんまり親学しないで あなたはいつでもトンデモ
ウォーギルトはもう止めてよ シロウが誰より一番

 

「レレレの廉也」(「ゲゲゲの鬼太郎」)
レ レ レレレのレ
ウ号作戦 うーにゃーうー
勇ましいな 勇ましいな
皇軍にゃ弾丸も 食う物なんにもない
レ レ レレレのレ
皆で突撃 レレレのレ

 

「下衆下衆 椛島 八木 禁忌」(「月月火水木金金」)
明日への選択』 『日本の息吹』
『WiLL』『正論』 世界日報
頭おかしい みなぎるデムパ
ホシュの男のトンデモ論壇
下衆下衆 椛島 八木 禁忌

 

引用文献
八木秀次(2004)『「女性天皇容認論」を排す 論集・現代日本についての省察』清流出版