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【トンデモ】カタツムリしぐさ

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 未来のディストピアから来ちゃった未来人ジョン・タイター八木秀次氏は、現代人に警告する。「退屈して変化を求めたがる現代人のまた新たな幸せ探しが始まった。文明社会に生きる現代人は、かつては大家族を否定して核家族に家族の理想像を求め、近くは核家族にも退屈して子供のいないDINKS夫婦というものに理想像を求めて来たが、今度は夫婦別姓に家族の理想形態を求めようとしている」、「夫婦別姓は皆が思っているように現代人に幸せを約束するものなのだろうか。その導入は輝かしい未来をもたらしてくれるのだろうか」、「いや、そうではない」、「幸せで輝かしい未来ではない。全くの正反対の家族の解体、家族の崩壊という暗く深い淵なのだ」(八木 1996 p.214)。「夫婦別姓論は表向き個人主義の顔をしているが、根底には古典的な社会主義共産主義の主張」(八木 2002a p.184)…。
 ジェンダーフリーは「雌雄の区別がつかないカタツムリのような生き物に人間をしてしまおうということなのです」(八木・浜田 p.28)と主張するカタツムリ・八木秀次氏は「民主党の子ども・家庭政策の思想的背景およびその狙いは」「家族の廃止・解体である。これは、マルクス・レーニン主義の目指した方向」(八木 2011a p.11)だという。これに対抗するには「保守の論理」(デムパ)が必要で「大平内閣の時に出された『家庭基盤の充実』という報告書や、その元となった『日本型福祉社会』」(八木 2011b p.9)に注目すべきで「当時の自民党が『日本型福祉社会』と言っていたのは、まさに保守主義の考え方に基づく福祉のあり方」(同上)なのだとする…(これは「新保守主義」と呼ばれる考え)。
 カタツムリ氏は次のように証言している。「保守の仲間内からも批判されます。個人的には毎度さみしい気分になるのですが、二年ほど辛抱強く説明し続けると、最終的には全く事情が分からない人が」「逆に私に教えてくれるようになる」(八木・西岡・阿比留 p.46)…。「最初は自民党産経新聞女系天皇には賛成していたわけですが、丁寧に説明すると、女系ではいけないことを理解してくれました」(同上)。えっ。「丁寧に説明」=Y染色体…。「普通の日本人はやはり自分の国を愛しているわけですから、国家に対するウソと悪意は必ず自滅するしかない」(同上 p.47)と述べ自滅した八木秀次氏は「ネットユーザーには団塊の世代を中心にリタイア組も多い。一日の大半をパソコンの前で過ごし、保守系の社会運動を生きがいにする人もいる。この人たちは自身の人生の先が見えたこともあって、性急な解決策を望」(八木 2013 p.97)んで自滅するという。「自分は政治家ではないのだから、『公衆』としての『わきまえ』を持てということであるが、一部のネットユーザーや保守活動家にはその『わきまえ』が欠落しており、上からものを言いたがる」(同上 p.98)、「一部のネットユーザーや保守活動家は『大衆』の典型である」(同上 p.99)…。
 世界平和統一八木秀次氏は「女性が外で働くようになると、よほど意識的に努力しない限り、家族はまとまりを持つことができなくなってしまう」「今の日本に必要なのは、家族を一つの単位として社会的に尊重していこうという発想である」「家族が健全に機能すればこそ幼児から老人に至るまで保護され、社会的な負担は小さくてすむ。福祉は第一義的に家族が担うもので、社会福祉はその代替措置としてとらえるべきだ」(八木 2002b p.9)と家庭連合しぐさをする。また、天皇元首化について「仮に陛下が違和感をお持ちであれば、自民党案の真意をご説明申し上げるのがメディアや宮内庁の役割ではないか」(八木 2015 p.99)、「憲法改正の是非について」「お慎みになるのが象徴天皇としてのお立場ではないのか」(同上 p.101)などと述べ朝敵しぐさをする。「日本では学校教育が左傾化しているのに、国民全体としてはそれほどでもありません。これは、きちんとした道徳教育を行っている宗教団体や道徳団体の役割が大きいと思います」(渡部・八木・貝塚 p.136)…。あっ…(察し)。

 

引用文献
八木秀次(1996)「夫婦別姓は社会を破壊する」『諸君』1996年3月号 文芸春秋
八木秀次(2002a)「夫婦別姓 個人主義の陰に『某主義』あり」『諸君』2002年2月号 文芸春秋
八木秀次・浜田耕司(2000)「おびやかされる『家族』 男女共同参画社会の欺瞞を見抜け ジェンダーフリー思想は家族を解体する」『祖国と青年』2000年12月号 日本青年協議会
八木秀次(2011a)「家庭解体を狙う民主党の子ども・家庭政策 政策の背景にマルクス・レーニン主義
『世界平和研究』No.189 世界平和教授アカデミー
八木秀次(2011b)「巻頭インタビュー 民主党政権下で進む『静かな革命』」『明日への選択』2011年12月号 日本政策研究センター
八木秀次西岡力・阿比留瑠比(2011)「座談会 『明日への選択』300号の意味と課題」『明日への選択』 2011年1月 日本政策研究センター
八木秀次(2013)「『待てない』世論にご用心」『正論』2013年3月号 産経新聞
八木秀次(2002b)「隠されたイデオロギー的意図を見抜け 家族の価値を語ろうとしない日本の保守にこそ問題がある」『世界思想』2002年5月号 世界思想出版
八木秀次(2015)「安倍首相は天皇陛下の逆臣なのか」『正論』2015年7月号  産経新聞
渡部昇一八木秀次貝塚茂樹 (2013)「創刊40年記念企画 『天皇と皇室』を学ぼう(第1回)鼎談 『天皇教育』なくして国民道徳の復権なし」『正論』2013年11月号 産経新聞