【トンデモ】いろいろなところに顔を出す八木禿次

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 スゥ―…「八木でございます。私は東京裁判を専門的に勉強しているというわけではありません。私に対して『あいつ(八木)はいろいろなところに顔出すなあ』と、呆れておられる方が多いと思いますが、最近問題になった前航空幕僚長田母神俊雄氏の論文問題に関連いたしまして」…「最近、『しんぶん赤旗』の記者から電話がかかってまいりました。『統合幕僚学校で八木さん、東京裁判について講義をしましたね』と尋ねられたのです。私は東京裁判について講義した記憶はないので、『そういうことはありません』と答えました。統合幕僚学校で講義をしたことはあります。田母神氏の一連の問題に付随して、統合幕僚学校での講義が野党の追及対象になった」(p.29)。そっ閉じ。

 

引用文献
八木秀次他(2009)「徹底討論 今改めて問う!  東京裁判 『世紀の虚構』を超克せよ」『別冊 正論 第10号』産経新聞

【トンデモ】八木秀次「ポストコロニアニズムを克服し、家族の再生を」(『世界思想』2017年6月号)

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 原理を研究して文が鮮明で、家が生長し幸福を実現する高橋史朗氏は、世界日報の「ビューポイント」(2018年10月13日)に登場し、一線を画…隠さなくなった。
 一方、八木秀次氏は、慰安婦問題の「真相は、北朝鮮による日本人の拉致事件が暴露されそうになったので、韓国にいる親北勢力が強制連行されて慰安婦になったと騒ぎ出し、加害者と被害者のすり替えを行ったものである」(p.44)などと危険なデムパを鮮明にしている。さらに八木秀次氏は、エバ国家日本では「家族が一緒に暮らすことから、時間的な縦の命のつながりを大事にする感性がはぐくまれた。子供は多くの人とかかわることで、いろいろなことに興味を持ち、目標を決めて努力する意欲や、他者と力を合わせる協調性、誠実さなどの非認知能力が高まる」…「ところが今は、核家族はまだいい方で、多くは母親が一人で子育てをしている」…「子供は母親としか会話せず、母親もあまり言葉かけをしないと、子供の言語能力の発達が遅れ、非認知能力も育たない。最近、発達障害の子供が多いのも、そのあたりに原因があると言われている」(p.45)などと述べ、高橋史朗八木秀次のすり替えが行われている。「道徳に関する学習指導要領に」「『生命の連続性』という言葉が入った。これは画期的なことで、祖先崇拝などの宗教的な内容も教えられるようになる」(p.46)ので、原理講論の内容も教えられるようになる。

 

引用文献
八木秀次(2017)「ポストコロニアニズムを克服し、家族の再生を」『世界思想』2017年6月号 世界思想出版

【書評のようなもの】藤生明『徹底検証 神社本庁』

 2018年2月11日、「東京・明治神宮会館では、神社本庁日本会議系団体が勢ぞろいした『日本の建国を祝う会』が奉祝中央式典を催した」(p.86)。壇上には「統一教会と関係の深い国際勝共連合事務総長の横田浩一」(p.87)…。真の保守は文が鮮明であり、統一協会に寛容(関与)なのである。「『勝共UNITE』は、国際勝共連合傘下の学生組織。各地の街頭で『憲法改正』『安倍政権支持』『反共』を訴えている」(p.88)。安倍壺三首相がんばれ!安倍壺三首相がんばれ!統一協会、名称変更よかったです。
 1978年10月、「元号法制化実現国民会議の総決起大会が東京・日本武道館で開かれ」…「決議文を読み上げたのは、後に『新しい歴史教科書をつくる会』の創設メンバーとなる高橋史朗だった」(p.156)。「当時は高校講師で、日青協に属していた」(pp.156-157)。「その後、高橋史朗は、中曽根内閣の臨時教育審議会の専門委員に就任し、若手教育学者として注目される存在となっていく」(p.158)が、勝共連合の鮮明なビデオ『性教育過激派のねらい』に出演したり、『タヴィストック洗脳研究所』や『新版300人委員会』を引用してデムパを放ったりして、そっ閉じされる存在になった。

 

引用文献
藤生明(2018)『徹底検証 神社本庁 その起源から内紛、保守運動まで』筑摩書房

【トンデモ】八木秀次「東京都LGBT条例の危険性」(『世界思想』2018年9月号)

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 文が鮮明に統一された八木秀次氏は、「性的マイノリティへの配慮は必要とはいえ、同時に性的マジョリティの価値が相対化される懸念がある」…「性的マジョリティの価値をどう守るか、とりわけ婚姻制度の意義をどう説いていくかが課題になる」(p.22)としている。合同結婚式ですね、わかります。「マジョリティの価値があいまいになってくる中で、マイノリティの価値や主張だけが先鋭化するのは問題で、マジョリティの価値を再認識し、強めていく努力が必要だ」(p.25)という八木秀次氏のデムパが先鋭化するのは問題である。

 

引用文献
八木秀次(2018)「インタビュー 東京都LGBT条例の危険性」『世界思想』2018年9月号 世界思想出版

【トンデモ】小川壺太郎「なぜ私は朝日と闘うのか メディアが自由を壊す」(『Voice』2018年1月号)

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 小川壺太郎氏(ハイチョ)は、「朝日が主導した反事実報道の結果、安倍首相は国民の強い猜疑の対象となり、政権支持率は短期的に30%近くも下落した。主流メディアが、国民からの信頼を悪用し、『虚報』で、正当に選ばれた高支持率の政権の転覆を図る。これは、破壊活動防止法の規定する暴力的破壊活動1号『内乱罪外患誘致・外患援助に当たる行為やその教唆、その実行の正当性又は必要性を主張した文書図画の印刷、頒布、掲示、無線通信等による通信等の行為』に該当すると考へるべき事例ではないのか」(p.92)などと危ないデムパを飛ばしていた。「朝日が司令塔となり、テレビといふ巨大なマイクが国民にこれを宣布する」(p.94)…「安倍氏の後の某総裁が、共産党の志位委員長と選挙直前に会談し」…「日本社会は、将来自民党総裁共産党に身売りしても、おそらくあれよあれよと指をくわへながら許すであらう」…「志位氏が最初にやることは、国会の停止だ。行動は矢継ぎ早に違ひない。中国共産党から顧問団を入れ、人民解放軍を入れ、放送局と霞が関と皇居を押さへ、占領は完了だ。次々に立法措置がとられ、『Voice』の編集部も私も逮捕・拷問・殺害の憂き目を見るのは確実であらう」(p.97)。そっ閉じ。

 
引用文献
小川榮太郎(2017)「なぜ私は朝日と闘うのか メディアが自由を壊す」『Voice』2018年1月号 PHP研究所

【トンデモ】小川壺太郎「喪失の戦後に自立の思想を求めて」(『祖国と青年』2016年4月号)

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 ネットワークビジネス右翼(ネット右翼)のハイチョ・小川壺太郎氏は、「どうも今の保守派は、安倍総理が何かをやる度に『だから安倍はダメなんだ』といい気分になって騒いでいますが、安倍総理の後になったら、どんなに安倍時代が恵まれていたか、そしてどんなに民間の愛国保守がその間になすべきことをなさずに、目先のことで騒ぎながら、国のための持ち時間を浪費したかを悟るでしょう」(p.39)と述べている。「本当に日本の運命がかかっているテーマに、私たち愛国者が集中できない。そこにこそ、戦後日本が日本人をダメにした根本がはっきり見て取れる。それは、人間の本当の学問を、現代日本人が積んでいないということです」(pp.41-42)。そう、ハイチョは詰んでいるのである。「学問や実証研究に関しては、左翼よりも、個々の保守派の研究者には、圧倒的少数派にも関わらず素晴らしい方がたくさんいます」…「学術研究はこちらの方に分があるのに、なかなか安倍政権になるまで勝てませんでした」(p.42)…。つまり、バランスのとれた高橋偽史朗氏は勝(勝共)っているのである。「人間の幅をどのくらい広げているかが、どう勝てるかということと非常に関係している」…「今の日本の保守、日本の愛国エリートに何よりも必要なのは、この『人生観を鍛える』という部分なのです」(p.43)。ハイチョの人生観を鍛えるのに役立つホムーページが https://www.hellowork.go.jp/ なのである。

 

引用文献
小川榮太郎(2016)「喪失の戦後に自立の思想を求めて」『祖国と青年』2016年4月号 日本協議会

【トンデモ】小川壺太郎「電通事件を考える 『電通鬼十則』どこが悪いのか」(『Hanada』2017年3月号)

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 電通過労自殺事件について「私はこの事件をよくは知らない」…「実はあまり詳しくは知らずにこれを書いている」(p.91)などと意味不明な供述をする小川壺太郎氏(ハイチョ)は、詳しくは知らないが痴漢評論家(無職)であり、エバ国家日本を美しい「和民國」にしようとしている。「この残業時間も、この程度の過少申告も、日本社会の常識に反する極端なものではあるまい」…「過労を苦にした自殺というから、最初、私は一体どれだけ長期間、どれだけ非常識な残業を拒否できない状況下で強いられたのかと思ったが、1ヵ月当たりの残業超過が規定より三十五時間超というのは、日本社会での法に対する現場対応としては常識の範囲内という他はない」…「労働安全衛生法は、月当たりの残業時間が百時間を超えた場合に産業医面談を指示しているが、これは逆に言えば、このくらいの残業は日本社会の常識の範囲内だということを意味していよう」(p.92)…。そんなハイチョにオヌヌメのホムーページは、もちろん https://www.hellowork.go.jp/ である。「少なくとも江戸時代以来、日本の労働文化は、『多く働き多く豊かになる』を社会的な合意として成熟してきた」(p.94)…「一人の自殺者が出たからといって、それを基準に社会全体を『改良』しようなどという無法なことをすれば、日本の労働文化のあり方を是とし、いまでも猛烈に働くことを喜んで選択している無数の日本人の人生を否定することになり、その結果、我々が享受している生活をも否定することになる」(pp.94-95)…「死を利用して日本の労働慣習を脅し上げるなど、見当違いも甚だしい」(p.97)…。エバ国家日本の労働文化、すなわち「和民」の精神を守ることが真の「保守」なのである。

 

引用文献
小川榮太郎(2017)「電通事件を考える 『電通鬼十則』どこが悪いのか」『Hanada』2017年3月号 飛鳥新社