【トンデモ】小室直樹『日本国民に告ぐ』(鮮明なWGIPしぐさ)

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 「戦後35年を経た今もなお、日本にデモクラシーが育成されないのは何故なのか。それは端的に言って、教育が悪いからだと思います」(小室 1981 p.44)と述べていた世界平和教アノミー小室直樹氏は、天才的デムパ系「知識」人である(「知識」人=文が鮮明な雑誌『知識』に載ってる人のこと)。戦後50年を経ると、さらにデムパが酷くなってしまう。「究極的反日教科書によって日本の若者の心は蝕まれ、急性アノミーは最終的となる」(小室 1996 p.3)…「人類は1999年に滅亡するとノストラダムスが言ったとか」…「より確実に予言できることは近い将来における日本滅亡である」(同上 p.13)…。"予言がはずれるとき"しぐさ。「日本のマスコミが、依然としてマルクスの亡霊に取り憑かれている」(同上 p.27)…「『日本は侵略国家である』『日本の歴史は汚辱の歴史である』『日本は過去に悪いことばかりしてきた』――これらの諸命題は、アメリカ占領軍によるマインド・コントロールによって日本人の心の底に植え付けられたものである」(同上 p.34)…「高橋史朗著『検証・戦後教育』」(同上 p.193)…「『日本人洗脳計画』(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)」(同上 p.196)…「まさに麻原彰晃マインド・コントロールに支配されつづけるオウム真理教信者のごとし。ここにGHQの陰謀は、見事な成果を上げたのである」(同上 p.205)…「GHQがもたらした『東京裁判史観』と『戦後教育』は、戦後日本に恐るべき『急性アノミー』現象をもたらしたのである」(同上 p.232)…「戦後日本人はGHQに完全に洗脳されてしまった」(同上 p.263)。あっ…(察し)。

 

引用文献
小室直樹(1981)「日本における政治と価値」世界平和教授アカデミー編『80年代の価値と日本』教育出版センター
小室直樹 (1996)『日本国民に告ぐ 誇りなき国家は、必ず滅亡する』クレスト社

【トンデモ】「知の巨人」しぐさ

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 スゥー…渡部昇一です。GHQは「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム(日本が一方的に悪いことをしたということを日本人に教え込む洗脳計画)を実行した」(渡部 p.198)…「社会党の見解は、まさにウォー・ギルト・インフォメーション・プログラムを受けた内容」(同上 p.201)…。ジョン・コールマン…ではなくジョン・「ダワー氏の論文は書きっぷりはいいですが、最後のところにウォー・ギルト・インフォメーション・プログラムの尻尾を完全に出してしまっているものです」(同上 p.203)…。「以上に挙げてきたような人たちは、見事なまでにウォー・ギルト・インフォメーション・プログラムに洗脳された人々だと言って間違いありません」(同上 p.204)…。「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラムは世界中に、そして日本人の中にも『ジャパノホビア』(日本嫌い)を作る政策であり、実際にいまそれが成功しているのではないかという恐れがあります」(同上 p.206)…「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラムに背いたことを言っただけで、自衛官が即日クビになるような政府」(同上 p.208)…。
 永栄潔氏は「渡部さんが誤報を確信したのは、『世界日報』(8月6日)の報道」(八木・潮・永栄 p.30)と鮮明しぐさ。髪型がべジータに似ている疑惑のバミューダ・トライアングル八木秀次氏も「これって、典型的なフェイクニュースですよね」…「当時も『世界日報』や『諸君!』や『週刊文春』やフジテレビ」「や産経新聞」(同上 pp.31-32)などと鮮明しぐさ。
 300人委員会高橋史朗氏は「渡部昇一先生との出会いは、中曽根政権下の政府の臨時教育審議会の専門委員に共に就任したことにあった」(高橋 p.69)という。これは198412月のことである。「渡部論文に触発されて私は教科書問題について強い関心を持つようになった」…「今日の教科書正常化運動の原点は渡部論文にあった」(同上 p.71)と正常ではないヨイショしぐさをしているけど、世界日報には言及せずスルーしぐさ。「なお、渡部昇一先生の著書を65冊出版している致知出版社」(同上 p.72)…宣伝しぐさ。チャンネル桜で「WGIP(ウォーギルト・インフォメーション・プログラム)などについて対談したが、頭脳明晰でまさか1ヶ月後に亡くなるとは夢にも思わなかった」(同上 p.73)…。あっ…(察し)。
 深田萌絵氏は「少女時代に受けた『自虐史観』教育は、いつの間にか私のアイデンティティ喪失に繋がり」…「私たちのような主に70年代生まれの、『ゆとり教育』を受けて、バブル崩壊後の就職氷河期の時代に社会に出たロスジェネの世代は、アイデンティティ形成が難しい時期に育ちました」(深田 p.103)…。えっ。そっ閉じ。

 

引用文献
渡部昇一(2017)「占領軍『洗脳計画』で『日本は悪い国』に」『追悼「知の巨人」渡部昇一 まるごと一冊 永久保存版』ワック
八木秀次潮匡人・永栄潔(2017)「渡部昇一先生に国民『名誉賞』を」『追悼「知の巨人」渡部昇一 まるごと一冊 永久保存版』ワック
高橋史朗(2017)「強烈な先生の印象 教科書誤報事件の衝撃」『追悼「知の巨人」渡部昇一 まるごと一冊 永久保存版』ワック
深田萌絵(2017)「『歴史難民』を救ってくれた恩師に捧ぐ」『追悼「知の巨人」渡部昇一 まるごと一冊 永久保存版』ワック

【トンデモ】名越しぐさ

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 第10回「勝兵塾」月例会で高橋史朗氏(ウォー・ギルト・キャトルミューティレーションチュパカブラ)は「例えば、インターネットでDQNネームと検索すると異常な名前が大量に出てくる。親はどのような気持ちで子供の名前を付けているのか」…「問題は親学が行われていないことである。ギャルママと対談したが、親から愛されていないから子供の愛し方がわからないのである」と危ないデムパを飛ばしていた。
 DQNネーム・名越二荒之助氏(イオンド大学非常勤講師:日本近代史・名越ゼミナール担当)は、1981年3月9日、参議院予算委員会で「(東郷平八郎が)教科書にないッ! 」しぐさ。でも実際には教科書に「東郷平八郎の名が既に出ている」…「名越氏の主張は『東郷虚説』ともいうべきもの」…「しかし、名越氏は、その後も各地の講演会等で『東郷虚説』を繰り返し、その経験を『反日国家・日本』(山手書房1984)に集約して再度『東郷虚説』を強調した。さらに同書で、フィンランドには東郷平八郎を商標にした『東郷ビール』」(p.38)…。東郷ビールしぐさ(名越ビール)。「このビールを輸入する動きが生まれ、一部の新聞でも大きく紹介された(『サンケイ新聞』1985年2月9日)」(同上)…。サンケイしぐさ。
 「その後、『東郷虚説』は『新編日本史』」「の支持者たちによって繰り返される」(p.39)。新編日本史しぐさ。「『東郷虚説』を契機として『教科書問題を考える議員連盟』が結成された」(p.41)…。「『東郷虚説』に乗った『議員連盟』の森山幹事長は『党内の反響が大きい』と自画自賛東郷平八郎の名を子どもたちが知らないことを嘆いてみせながら、『教科書にのっていないからこういうことが起きる』と気炎をあげた。『世界日報』1985・11・13、同10・26」(p.53)…。「世界日報」に載っているからこういうブログに書かれる。「フィンランドの“提督”というビール瓶のラベルに東郷元帥の肖像が描かれているというではないか」(p.106)も「世界日報」(1988年5月30日)…。非常にしつこい中において「リクルートと文部省の癒着」(p.110)…「臨教審や教育課程審のメンバーにも、未公開株を受け取った者がいた」(p.97)…。そっ閉じしぐさ。

 

引用文献
高嶋伸欣編(1991)『資料集 いま、なぜ東郷元帥か』同時代社

【トンデモ】鮮明なサムシング・グレート

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 「政治学者・中川八洋氏(筑波大学教授)は、その著書『国が亡びる』(徳間書店)」(p.92)…。「遺伝子研究の権威、村上和雄氏(筑波大学教授)は」…「サムシング・グレート(偉大な何者か)」(p.101)…。「『真の家庭主義』の提唱者であり、世界的に『真の家庭運動』を主導されている文鮮明師」(p.111)…。あっ…(察し)。
 また、入江通雅氏は次のような鮮明なデムパを飛ばしていた。「今、日本社会は荒廃している」…「戦後50年経って、いわゆる戦後教育の“成果”が出て来ているからだろう」…「何よりも、倫理・道徳教育の欠如からか、人間として高度の精神的境地に達している人(昔は時々いたが)など、昨今ではほとんど見られなくなった」(p.3)…「戦前の日本では、伝統的美風として、概して父親の子に対する威厳(教育権)と母親の子に対する愛育とが両々相俟って、また小中学校の基本的道徳倫理の教育にも援けられて、おおむね健全な家庭、健全な社会人が育っていた」(pp.5-6)…「日本の現状はどうか。戦後左翼や主要メディアの積年の努力が実って、真に憂うべき『家庭崩壊』が、今やここかしこで、国家、民族として放置できない程度まで進行しつつある」(p.7)…。そっ閉じ。

 

引用文献
入江通雅・渡辺久義・菊谷清一・中山潔編(1999)『「真の家庭主義」の提唱―日本再生への処方』光言社 発行:東西南北統一運動国民連合

【トンデモ】ケント・ギルバート『儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇』

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 フィリップ・K・ギルバート『高い橋の男』…ではなくケント・ギルバート儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇』によると「『公』よりも家族愛を上に置く価値観を突き詰めていくと、結果的に『公』よりも『私』を重んじることに向かいます」(p.25)とのこと。高橋史朗氏(すごいよ!!シロウさん)たちの親学は「公」的に迷惑だから止めようね。「最近の研究では、DNAを解析してみたところ、日本人、中国人、韓国人のDNAには、大きな違いがあることが判明したそうです」(p.6)。えっ。「『対等』という概念が存在しない、儒教思想の呪い」(p.65)の教育勅語の精神が日本人のDNAとして伊藤哲夫氏(ネトウテツオ)の心に残っているんです、それが定説です。それは伊藤哲夫の勝手なんですよ。「有名な『焚書坑儒』」(p.21)といえば、壺橋史朗氏はビデオ『性教育過激派のねらい』に出演し、性教育の副読本を焚書しぐさ。ちなみに擬似脳科学者・澤口俊之氏の指導教員は、世界平和教授アカデミー・久保田競氏。「根が正直で性善説を好む日本人は」「謀略にはからきし弱いのです」…「政治家や活動家の背後に誰が控えているのか、しっかりチェックしたいところです」(p.36)。
 「自らの非をなかなか認めようとはしません。それどころか、批判を受けると逆上したり、責任を転嫁したりする言動に出ます」(p.56)。非常にしつこい中においてですね、あのー、非常に何回も何回も熱心に言ってこられる中にあってですね、たとえ私が自費で学校を作ったとしても高橋史朗小学校になんかしないですよ(する)。
 「戦後、GHQによる『ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム(WGIP)』によって自虐史観を植え付けられたマインドコントロール状態から、そろそろ目覚めてもいい頃です」(p.204)という“目覚めちゃった(入信しちゃった)”設定は「自意識過剰な選民思想であり、永遠に治らない『中二病』」(p.64)で「邪気眼」系。「っぐわ!…くそ!…また髭が伸びやがった…」「っふ…WGIPに洗脳された者には分からんだろう…」「うっ…こんな時にまで…非常にしつこい中においてですね」と言って教室を飛び出した高橋史朗氏は、「上位の都合ですべてが決まる、上位の者の地位安泰のためなら歴史改竄も認められる論理。このような儒教思考」(p.101)なんですね、分かります。「山口敬之氏」(p.99)とか「青山繁晴さん」(p.130)とかは見なかったことに…。
 「日本人には高い道徳規範である『利他』の精神があります」(p.149)としつつ「最近の日本でも、『公』に対する意識は薄れてきているように思われます。これは」「GHQによる日本人洗脳工作『WGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)』」…「このWGIPの悪影響が、大半の日本人の心の底流にあると感じます」(p.146)。なにこのポスト・オウムのへんないきものは…。「『誠実』『冷静』『寛容』という日本人の美徳」…「あまり偉そうに振る舞ってしまうと、日本人らしくないだけでなく、みっともないものです」(p.158)…。みっともない「保守系と目される人物」(p.170)たちは「『反日勢力』が、放送局をはじめとする日本のメディアを内部からコントロールしている疑いが濃厚なのです」(p.183)と濃厚なデムパを放っている。「多くの在日外国人やスパイが紛れ込んでいると噂されるテレビ局や新聞」(p.205)とか妄想が激しすぎる。「有権者は、誰が自分たちの安全や生活を守ってくれるのかを、しっかりと見極めることです」(p.190)とのことなので、ポスト・オウムのへんないきものたちに注意。
 史朗を覗くとき、史朗を覗いているのだ。

 

引用文献
ケント・ギルバート(2017)『儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇』講談社

【トンデモ】アインシュタインの予言しぐさ

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 「救世主――これは麻原彰晃尊師のことを指していると思われてならない。次の詩を読めば、ますますその確信が強まってくるのを感じる」(p.20)…。確証バイアスしぐさ。「世紀末の人類救済の使命を担う救世主は、この日本から登場する――」…アインシュタイン「博士は、こう語った」…「世界の文化は、アジアに始まってアジアに還る。それはアジアの高峰、日本に立ち戻らねばならない」「我々は神に感謝する。我々に日本という尊い国をつくってくれたことを……」(同上)。あっ…察したらポア

 

引用文献
麻原彰晃監修(1992)『理想社会 9』オウム出版

【トンデモ】親学のようなもの(壺学)

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 「本当の意味での親になる教育が、今どこでもなされていない」(p.105)という小林博英氏。久保田競氏は「小林先生は、親になる教育が大事だとおっしゃいましたが、大脳生理学からいうと」「幼児教育が非常に大事」(p.132)だという。そして、空花圭一氏は次のようなデムパを飛ばしていた。「教育基本法には、何か欠落しているものがある」…「『勇気』とか、『愛国心』『伝統を尊重する』という言葉」…「教育基本法にそういう言葉を入れる必要がある」…「今の日本の教育目標に欠けているものとして、国防教育」…「国旗、国歌の教育が行われることが少ない」…「いわば国籍不明の教育」…「道徳教育が欠落しています」(p.133)…「昔の日本の教育の中では、親になる知恵を幼時から、親や地域社会の風習の中で教えていた」…「今日、核家族化した家庭や、都市化傾向の社会では、そういう親になるための教育が家庭でもコミュニティでも欠けていると思います」(p.134)…。高橋史朗氏は彼らの“誘いを断り、明確に一線を画している”らしい…(でも壺ビデオに出ちゃう)。

 

引用文献
世界平和教授アカデミー編(1980)『情報化時代の新しい教育 人間と社会の可能性を追求する』教育出版センター